読書記録。

 

新刊が出たら読むリスペクトするライターで写真家、宇都宮徹壱氏。

 

Jリーグ村井満チェアマン在籍時のことが詳しく書かれている。

 

自分が特に地元チームを応援していた時期と重なるため興味深く読んだ。

 

最後の記述が心に染みる。

 

小さな危機に早急に対応し、私利私欲を排しファンとアスリートとスポーツのために行動し、常に情報開示に努め、迷ったら基本理念に立ち戻り、海外とのタフな交渉にも果敢に挑み、どんな難局あっても決して逃げず、最後は自らの責任で決断する。

 

Jリーグ、サポーターとはもう言えない自分だけどファンとしてありがとうと村井さんにも書いてくれた宇都宮さんにも言いたい。

うち映画。

 

アマプラにて。

 

USA for AFRICAのウィアーザ・ワールドの舞台裏ドキュメンタリー。

 

ライオネルリッチーをメインの語り手に時系列に話は進む。

 

みんなが気になるプリンスはどうして出なかったのかをシーラEに語らせようとするなどちょっと下世話。

 

まあそれなりの出来。

 

読書記録。

 

長崎のもんなら読んばやろと思いながらやっと。

 

実際大変良い読書であった。

 

芸者愛八と郷土史家十二郎との物語。

 

脚色はあろうが実在の二人の史実に基づいたお話。

 

忘れられそうな唄を探して後世に残すという考えが素晴らしい。

 

船で深堀に行くエピソードや

 

長崎ぶらぶら節、丸山の芸妓さんが小浜で発見というのもすごい巡り合わせ。

読書記録。

 

家内のおすすめ。

 

カレーや袋ラーメンやケチャップや羊羹や、親しみのある食べ物にまつわる思い出などのエッセイ。

 

親しみのある文調で軽くサクサクと読めるのだが読み進めると書いてあることに同調し過ぎて食べてもないのに満腹感。

 

実際に食べるのと同じく腹八分が良さそう。

読書記録。

 

読んだばかりの蒲公英草子が良かったので、

シリーズ3作目の本作。

 

超常能力がある人々の話、常野物語のひとつだが前作とはがらりと内容や表現が違ってSFちっく。

 

現代の世界での異なる能力の持ち主の対立が描かれるが洗うとか裏返すとかたたむとかイメージが合わず作品に入り込めないままのエンディング。

 

まさかのまだ続きます的な終わり方。

 

う〜ん、続編があるとしてもしばらくは読まなくていいかな。

読書記録。

 

稀代のストーリーテラー恩田陸氏。

 

超常能力者一族のお話シリーズ常野物語の2作目。

 

語り手峰子の日記蒲公英草子を読み返すことで話しは進む。

 

明治か大正か田舎村ののどかな様子とちょっと変わった家族が現れてからの不思議な出来事。

 

巧みな設定と細かい描写が素晴らしく最後の悲劇の場面まで一気に読ませる。

 

さすが。

 

シリーズ3作目も読まなくては。