読書記録。

大変好きだけどちょっと読み進むのが苦手なときもある翻訳小説。 しかし話題作でもあった本作、素晴らしい本だった。 若者の死体が見つかるところから始まる犯人探しのミステリーのように。 だが大部分は不幸な生い立ちだが力強く生きる湿地の少女カイアの生…

読書記録。

とにかく好きな沢木光太郎氏。 本作は国内に限定された旅行記。 JRなどの冊子などに書かれたエッセイを纏めたもの。 やはり読み始めは短編の寄せ集めなので読み応えがなく物足りない。 字数が制限されたコラムなのでしょうがない。 でもやはり読み進むと沢木…

読書記録。

ずっと前から読まなければと思っていた本。 評判が良いミステリーとして読み出したがなかなか難しい読書であった。 いろんな部分での友だちとは何かを突き詰められる感覚。 また親として仕事と子育てとの対比も考えさせられる部分もあり。 主人公のおとなし…

読書記録。

開高健氏はベトナム戦争従軍記、小説とノンフィクションを2冊読んだだけだが釣りやキャンプのこと書いた本を読みたいと前から思っていた。 古本屋で見つけたお宝本、1978年初版、82年20刷物。 やはりまず臨場感ある文体にやられる。 ベトナム戦記でもそうだ…

うち映画。

早速視聴。 ポイントで無料のレンタルDVDにて。 トムハンクス、サンドラブロックの名優による両親はもちろん祖父役の俳優さんもすごく良かったが、主人公オスカー役の子が凄かった。 当時まだほとんど俳優としてのキャリアは無かったようだが時に女の子に見…

読書記録。

これはかなり難題で単に文字を最後まで追ったのみ。 でもすごい作品であることは間違いない。 映画を観て答え合わせをしたい。

うち映画。

家族の中でただひとり耳の聞こえる少女の勇気が、家族やさまざまな問題を力に変えていく姿を描いたヒューマンドラマ。 主人公の女の子唄上手かったし話せないお母さん役の女優さんも良かった。 音楽の先生役の人も濃いアジカンゴッチみたいで押しが強い教え…

読書記録。

新刊が出たら読むリスペクトするライターで写真家、宇都宮徹壱氏。 Jリーグ村井満チェアマン在籍時のことが詳しく書かれている。 自分が特に地元チームを応援していた時期と重なるため興味深く読んだ。 最後の記述が心に染みる。 小さな危機に早急に対応し、…

うち映画。

アマプラにて。 USA for AFRICAのウィアーザ・ワールドの舞台裏ドキュメンタリー。 ライオネルリッチーをメインの語り手に時系列に話は進む。 みんなが気になるプリンスはどうして出なかったのかをシーラEに語らせようとするなどちょっと下世話。 まあそれな…

うち映画。

アマプラにて。 うーん微妙。 こういうのって正体を明かす明かさないの瀬戸際が面白いと思うんだけど 父親が亡くなったのと何か違う感じ。 そこそこは面白かったけど チンパンジーのエピソードとの整合性もいまいちで不完全燃焼の感想。

読書記録。

長崎のもんなら読んばやろと思いながらやっと。 実際大変良い読書であった。 芸者愛八と郷土史家十二郎との物語。 脚色はあろうが実在の二人の史実に基づいたお話。 忘れられそうな唄を探して後世に残すという考えが素晴らしい。 船で深堀に行くエピソードや…

読書記録。

家内のおすすめ。 カレーや袋ラーメンやケチャップや羊羹や、親しみのある食べ物にまつわる思い出などのエッセイ。 親しみのある文調で軽くサクサクと読めるのだが読み進めると書いてあることに同調し過ぎて食べてもないのに満腹感。 実際に食べるのと同じく…

読書記録。

読んだばかりの蒲公英草子が良かったので、 シリーズ3作目の本作。 超常能力がある人々の話、常野物語のひとつだが前作とはがらりと内容や表現が違ってSFちっく。 現代の世界での異なる能力の持ち主の対立が描かれるが洗うとか裏返すとかたたむとかイメージ…

読書記録。

稀代のストーリーテラー恩田陸氏。 超常能力者一族のお話シリーズ常野物語の2作目。 語り手峰子の日記蒲公英草子を読み返すことで話しは進む。 明治か大正か田舎村ののどかな様子とちょっと変わった家族が現れてからの不思議な出来事。 巧みな設定と細かい描…

読書記録。

先日行った九州博物館のマヤ展で購入。 既読の古代マヤアステカ不可思議大全が面白かったがこちらは現地の遺跡や博物館を巡る道中記。 空路など大雑把は旅程は省かれているが現地の細かいバス路線などは書いてはある。 遺跡などの様子がメインに書いてありい…

うち映画。

レンタルDVDにて。 小山薫堂プロデュースで丸金温泉と寿々屋といえば観るしかないと。 有名俳優さんいっぱいで2時間超えの大作。 良かったけどちょっとお腹いっぱい気味。

読書記録。

リスペクトするライター沢木耕太郎氏が書くクライマー山野井泰史氏。 酷い凍傷を負うことになるヒマラヤのギャチュンカン登頂のノンフィクション。 山野井氏と妻の妙子さん、沢木氏と3人でどれだけ話をすればこれだけ精細で壮絶な記述が出来るのだろうか。 …

そと映画。

観てきた、 クルマでとなりの県まで。 良かった。 でもオリジナルメンバーに戻ったというよりドラムに元のメンバーではあるが、いちミュージシャンとして森氏を呼んで最近の手法からちょっと変えて新しい商品を作ったって感じだったのかも。 実は森氏はちょ…

読書記録。

さてこれも読み応えありの大作であった。 角幡氏がレポーターに徹し、沖縄出身でフィリピンやグアム沖で活動する鮪や鰹漁師の木村実氏の遭難事件を取材する。 実際に木村氏の関係者が運営するマグロ漁船に乗り遭難した海域の近くで漁を体験する。 一度遭難し…

読書記録。

失踪した依頼主を探す建築士。 さすがのミステリー大家が書くミステリーらしい始まりから引き込まれたが。 細かい伏線にポンコツ頭がついていけないところもありで読書の醍醐味を満喫出来たかというと微妙。

そと映画。

市立図書館の無料上映会にて。 大昔観たような気もするけどいい映画でした。 デニーロが難病患者、好きな役者ロビンウィリアムズが医師。 その他の看護師さん患者さんやデニーロの母親役の方、デニーロが好意を寄せる女性、みなさん良い演技良い役者さん。 …

そと映画。

地元セントラル劇場にて。 見なきゃと思いながら、見たら重いだろうなと思いながら。 1週間程度の短期間ながら地元で上映してくれるなら見るしかないと。 最初は妙に美男美女のキャストなのが違和感ありだったが時期馴染む。 イケメン俳優に囲まれながら水道…

読書記録。

森村誠一氏追悼。 で読みたいのはこれだったが超重い作品だった。 本作は平易か文体で書かれた作者の取材に基づいた事実。 731部隊いろいろな事実や意見はあるだろうが本土に帰れた者の中にはアメリカ側に事実を売ったりして軍事裁判を逃れたり戦後戦時中に…

読書記録。

炉辺の風おとに引き続き梨木香歩氏の自然誌エッセイ。 やはり今作も素晴らしい。 帯には深く五感に響き渡る文章世界とある。 氏の山の別宅や庭で出会うカタカナ表記の植物や鳥や小動物たちの生き生きとした様子。 名前からその花や鳥のことを知らなくても伝…

そと映画。

市立図書館の上映会にて。 全く前知識なしでみたが小品だが良い映画だった。 観ながらチェコかポーランドの映画?社会主義国?などと考えつつ。 小さい村のトラック運転手と彼が仕事の面倒をみる軽い障害のある青年の暮らしと周りの人達の様子が軽いコミカル…

読書記録。

ナイルパーチの女子会以来の柚木麻子氏。 やはり読ませる力量がすごい。 濃いめの各キャラクターも好感を持てるかは別としてとても立ってる。 文壇出版界の裏事情がノンフィクションのように描かれているが解説で石田衣良氏がやんわり否定しているがなかなか…

読書記録。

リスペクトする地元ライターさんの自主出版本。 地元のグラフィック雑誌に寄せた記事を集めたものだがまとめて読むとなおさら良い。 地元民ならではの視点と独自の深い視点が鋭いなぁと思う。 地元愛が深まるしまだまだいろんなものを興味を持って見て行こう…

読書記録。

元々マヤ文明とか興味あったので読んでみた。 漫画&手書き文で申し訳ないがちょっと読みづらい感じもしたが 文章自体は人気がある大学教授の授業受けてる感じで大変面白い。 最後スペインが攻めてくるくだりはやはり悲しい。 かなり深く研究されているようで…

読書記録。

リスペクトする作家梨木香歩氏。 自分が取っている新聞で週1で連載されていたエッセイを纏めたもの。 日刊の連載小説はなぜか好きな吉田修一でも天童荒太でも津村記久子氏でも新聞ではほとんど読まず本になってから読もうと思う派。 しかしこの本は早くまと…

うち映画。

CSチャンネルにて。 華麗なる飛行機野郎と素晴らしき飛行機野郎を混同。 大西洋レースではなくスタント野郎の物語。 ロバートレッドフォードはカッコいいけどスーザンサランドンがすぐ死んじゃったりすごい映画だった。 途中に出てくる飛行機もすごいけど最…