読書記録。

またガッツリ本読みたくなってフロスト警部。

 

ドタバタコメディ調で描かれるが内容は超シビア。

 

若い新婚エリート刑事が赴任してくるところで話は始まるが赴任先はとんでもない警察署で直属の上司が名物主人公フロスト警部。

 

 

普通のミステリーや刑事物はひとつの事件を突き詰めて捜査するパターンが多いがこのシリーズは未解決事件を抱えたまま次々と事件が起こる。

 

ちょっと解決の糸口が見つかったかと思うとハシゴ外すように逆のことが起こる。

 

今回も少女や老婆が連続で殺されていく。

 

最後に追い詰めた犯人は真犯人かどうかの微かな謎を残して死んでしまう。

 

ミステリー小説通ではないしそれほど読んだわけではないがこのシリーズは面白くて好き。

 

他の作品も読んでみよう。

うち映画。

BS12にて。

 

敬愛するアンソニーホプキンス主演、長崎出身カズオイシグロ原作、見ないわけにはいかない。

 

素晴らしい映画だった。

 

第二次大戦の前後2つの時間軸でストーリーは進む。

 

英国貴族の執事スティーブンスと女中頭のエマトンプソン演じるミスケントンとの微妙な関係の演技が素晴らしい。

 

英国貴族の屋敷の再現だけでもすごいが会合や会食のシーンの豪華さ長い年月の話なので年齢の特殊メイクも自然。

 

リスペクトする同志感情の表現が素晴らしい。

 

 

うち映画。

NHK BSにて。

 

自分は特に水中と閉所が怖い。

 

水死などぜったいにイヤだが何故か潜水艦物の小説や映画がとても気になる。

 

本作もずっと前に見たことあるような。

 

乗艦前の緊張を忘れるための前日の馬鹿騒ぎから始まる。

 

少しの戦果とそのために爆雷の恐怖に怯えながら音で探査されないよう機関を止め深海で息をひそめる。

 

作戦変更後の極限の戦闘からの水圧からの圧死の恐怖、その後の奇跡的な艦の修復と帰還からの皮肉な結末。

 

モデルになった潜水艦や艦長はいたようだが半分はフィクションらしい。

 

CGも無い時代だろうが艦内のセットも超リアル、Uボート基地も良く出来ていたが、俳優さんたちの演技も素晴らしかった。

読書記録。

敬愛するくるり岸田繁氏の新刊。

 

ロッキングオンジャパンの連載に加筆。

 

上京してからの住んだところとそのときのレコーディングしてた作品など。

 

CDを聴いているだけでは分からない売り上げや制作上のプレッシャーによる精神状態。

 

病院にかかったりかなり辛い時期もあったのだなー。

 

最近は京都でも違う土地に引っ越したようで更に良い作品に期待したいところ。

 

また食とお酒の話ではほんと共感しかない、ウイスキー飲みたくなる。

 

後輩である若手ミュージシャンの作品の評論ではかなり突っ込んで書かれてるとは思うのだがなかなか自分には分からない。

 

大部分がくるりの京都音博に出演したことのあるミュージシャンたちなので良く分かっているねだろうが。

 

面白くて一気読みであった。

読書記録。

 

昨日パラパラと読んだ本から20年後の本。

 

この頃の拓郎はもう聴いていないけど性格は変わってないんだなーという印象。

 

高橋幸宏や加藤和彦、かまやつらとの付き合いの話など興味あり。

もっと読みたかった。

 

20年前のフォークシンガーらの名前は出なくなっている、

他のミュージシャンとの付き合いは減ったのかな。

 

フォーライフレコードの成り立ちも興味深かったがあまり詳しくは描いてないしだんだんとバラバラになる具合も書かれてないのが残念。

 

まあ読み切りエッセイのまとめだからこんなところかな。

読書記録。

何故日本は戦争へ突き進んだのか、

もっと知りたくて手に取った本。

 

戦前戦中外交官から外務大臣総理大臣を歴任した広田弘毅の物語。

 

政治家が中国へ進軍する軍部を押さえられず、

また海軍と陸軍が協調せず陸軍も幾つかの派閥があり我が我がと対立し戦争へ突き進んで行く。

 

広田は問題が起こるたび外交官や外務大臣の自分の立場で出来る限りのことでことを納めるよう努めるが軍部の暴走は止められず。

 

たびたびの不運にも合いタイミングが悪いときに総理大臣だったこともあり、A級戦犯に認定され東京裁判になる。

 

広田は自分にも戦争責任はあるとして一貫して自己弁護をせず運命を受け入れ文官としてはただ一人絞首刑となる。

 

生い立ちから詳しく人物像は描かれるがそれがまた激動の昭和史になっている。

 

戦時中の記載はやや早足だが軍事裁判になってからは詳しく語られる。

 

一貫して好人物として描かれ読んでいる方としてはなぜこんなことにと呆然となるが、軍部の暴走は今の日本の政治と同じ匂いがする。

 

伝記としてノンフィクションといて素晴らしい作品だが読後感は重い。