読書記録。

 

先日行った九州博物館のマヤ展で購入。

 

既読の古代マヤアステカ不可思議大全が面白かったがこちらは現地の遺跡や博物館を巡る道中記。

 

空路など大雑把は旅程は省かれているが現地の細かいバス路線などは書いてはある。

 

遺跡などの様子がメインに書いてありいつか行けたらいいなと思っている自分みたいな者の旅のガイドにはあまりならないかな。

 

遺跡近くの交通とちょっとした宿でのやりとりが書いてあるだけ。

 

でも現地の人たち、宿の人やガイドの人、バスの客など普通の人との交流場面がほんと面白い。

 

イラスト文字とも相変わらず手書き。

 

最初は読みにくいなあと思ったがかなり丁寧に書いてあり慣れた。

 

おすすめ。

読書記録。

 

リスペクトするライター沢木耕太郎氏が書くクライマー山野井泰史氏。

 

酷い凍傷を負うことになるヒマラヤのギャチュンカン登頂のノンフィクション。

 

山野井氏と妻の妙子さん、沢木氏と3人でどれだけ話をすればこれだけ精細で壮絶な記述が出来るのだろうか。

 

それでいてこちらの老化したバカ頭にも読みやすい沢木氏の文章。

 

素晴らしい。

 

最後に夫妻がその後奇跡的に救助されたため残された荷物がありそのゴミを回収に行くエピソードがある。

 

そこに登山経験のない男として沢木氏と思われる人物が同行する。

 

それだけ共に行動してからこその共同作業としての素晴らしい作品。

そと映画。

 

観てきた、

 

クルマでとなりの県まで。

 

良かった。

 

でもオリジナルメンバーに戻ったというよりドラムに元のメンバーではあるが、いちミュージシャンとして森氏を呼んで最近の手法からちょっと変えて新しい商品を作ったって感じだったのかも。

 

実は森氏はちょっと苦手なので全面的には喜べないのだ。

 

もちろんスタジオで曲が出来ていく過程、岸田がまだ歌詞の出来てない歌をうなるように歌うとことかライブの様子とかは良かった。

 

配信でもう一度観ようかな。

読書記録。

 

さてこれも読み応えありの大作であった。

 

角幡氏がレポーターに徹し、沖縄出身でフィリピンやグアム沖で活動する鮪や鰹漁師の木村実氏の遭難事件を取材する。

 

実際に木村氏の関係者が運営するマグロ漁船に乗り遭難した海域の近くで漁を体験する。

 

一度遭難し奇跡の生還を遂げた人がまた海に出ていく。

 

沖縄地方の方々にはニライカナイという神の地域が海の彼方のどこかにあるという考え言い伝えがあるという。

 

海で亡くなる海で居なくなるということを陸の人とはちょっと違う感覚でいるのかも。

 

海でしか生きられない人々に角幡氏は冒険家としてシンパシーを感じたのだろう。

 

最近角幡氏の北極生活の師匠的存在の方が氷河で遭難されたらしい。

 

どう感じていらっしゃるのだろうか。

読書記録。

 

失踪した依頼主を探す建築士

 

さすがのミステリー大家が書くミステリーらしい始まりから引き込まれたが。

 

細かい伏線にポンコツ頭がついていけないところもありで読書の醍醐味を満喫出来たかというと微妙。

 

 

そと映画。

市立図書館の無料上映会にて。

 

大昔観たような気もするけどいい映画でした。

 

デニーロが難病患者、好きな役者ロビンウィリアムズが医師。

 

その他の看護師さん患者さんやデニーロの母親役の方、デニーロが好意を寄せる女性、みなさん良い演技良い役者さん。

 

十数人の数十年意識がない身体を動かせない難病患者、新薬の効果でひと時意識が戻りタイムスリップしたような夢のような幸せなときを過ごすが、

身体は中年や老人、心は若者というひずみも出る。

 

映画のラスト薬の効果が無くなりまたもとに戻るのだがなにかさわやかさもある終わり方だった。