防府マラソン。

今回の防府ラソン

体調悪いから走れなくて当たり前なのに開き直れず数日前から緊張しまくり。

最近では珍しくサイクリング大会以上かも。

でも前日は10時前に布団に入りなんとか実質5時間くらいは眠れた。



当日は4時過ぎ起床5時出発。

久しぶりのクルマでの九州脱出。

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途中運転しながら朝ごはんのおにぎり食べ8時半現地着。

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カッコイイ山があった。



高速はところどころ濃霧だったが現地は快晴。

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朝は風も無く寒くも無くいいコンディション。

まあこの季節だから雨風がなければもう少し寒くてもいいが。



9時受付。

周りの選手がみんな走り慣れた人ばかりに見え自分が場違いに思える。

陸上競技場に入ってみる。

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スタート位置やスタート時フィニッシュ時の競技場周回を確認しシャツにナンバーカード付けるともうあまりすることが無く時間を持て余す。

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クルマに戻り時間をつぶす。

緊張感あり。

やる気が出ないというかなんとなく気持ちが晴れない、前向きな気持ちになれない。



10時過ぎ軽くアップ。

たくさんの参加者とともに競技場の外側をゆっくり廻る。

寒くない。

陽が射すと暑いかも。



薬を飲み11時半着替えて競技場内へ。

トラックを軽く数周してストレッチ。



40分整列。

自分ら初参加者はやはり後ろの方に並ぶ。

女子選手はその前に。

号砲後2000人がトラックを1周してロードに出て行く。

今までに出たローカルな市民マラソン大会と違いスタートロスがかなりありそう。



12時2分スタート。

密集した集団、やはり走り難い。

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スタートライン越えるまで2分くらいかかったか。

とりあえず集団の右端を走り前に前に進む。

半袖半パンだがやはり陽射しが強く汗が出る。

息も上がる。

今日は体調が悪かったせいもありあまりペース配分とかレースの計画を考えてない。

とにかくキロ4分半くらいで入り行けるとこまで行く玉砕作戦。



愛用の時計はストップウォッチが前から調子悪く普通の時刻表示で使う。

がスタートがテレビ中継の関係か12時2分と中途半端なので直感的には分かり難い。

とにかく1キロに5分かからないよう息は上がるが飛ばす。

この大会は5キロごとのスプリットタイムも計測してくれるよう。

手元の時計では5KM22分10KM44分とまあ順調。

特に最初の5KMはスタートロス2分くらいが入っているので完全に飛ばし過ぎ。

実際キツくてキツくてやはり体調がかなり悪いと思っていた。

コース自体も前半は工業団地後半は市街地を走る景色などに面白味の無いコース。

ただ応援はかなり多い。

走ってから気付いたがスタートした陸上競技場前を3回通る。



15KM66分。

ここまで給水も上手く摂れず口を濡らす程度。

15KMではジェルを摂り水も一杯飲む。

薬が効いて咽喉痛や鼻炎は抑えられてるのは幸い、

息は上がりキツいしオーバーペースだとは分かっているがなんとかハーフ95分まではと思いペースキープ。



20KM90分そして中間点94分台。

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ここからは気持ちも体力も切れドンドンペースダウン。

毎度毎度学習能力が無い同じような展開。

駅前を過ぎ自分が25KM手前あたりで先頭とスライド。

川内選手単独走。

2位の黒人選手をかなり引き離していた。



25KM1時間53分

28KMあたりの給水所で花火の音を聞く。

川内選手フィニッシュ2時間11分くらいか。

やっと自分は3分の2来たばかり。

その後の30KMの折り返し前後ではかなりの選手に追い越された。

ペースはキロ5分位にまで落ち、スタート直後抜きまくった女子選手全員からまた抜き返されたかのようだった。

自分が先行出来るのは脚が攣ったり故障したような人ばかり。



30KM2時間18分

途中脚の重さや辛さから暑かったレースでの熱中症の時のようにペースは落ち4時間では完走出来ないと思う時もあったが、

走ってるうちなんとか踏みとどまり3時間半は切りたいと思い脚を進める。

32KM地点残り10KMで2時間半切れてる。

こうなると欲が出てキロ6分までは落とさずになんとか3時間25分くらいでフィニッシュしたいと思う。

夕方に近くなり日も陰り速く走れなくなると身体も冷えてくる。

まだまだ応援の多い市街地を競技場へ向けて戻って行く。

ジョギングしてるようなペースだが。



35KM2時間45分。

足が痛みロキソニン投入。

残りをキロ5分で行ければ3時間20分、頑張れば自己ベストの可能性も無きにしも非ず。

でもキロ5分はもう無理。



太鼓の応援を過ぎ40KM 3時間12分。

残り2KMラストスパートだと思うが気持ちだけで実際さらにペースは落ちる。

アリーナが見えなんとか見慣れた景色に戻ってきて左折、残りは400Mだか500Mだかのトラックを1周しフィニッシュ。

グロリアスゲートをくぐりトラック内へ。

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最終コーナーからフィニッシュラインまでも遠い。

無情にもフィニッシュラインのタイムクロックは天草のタイムを越えていた。

3時間23分26秒。



前半はホント苦しくて走りながら敗北感でいっぱい。

後半は例によってかなりペース落とし自己ベストは更新出来なかったがなぜか思ったより気持ちはちょっと明るい。

まあでもまた今回も、というか今まで以上に最初から突っ込んでしまい後半ヘロヘロというお馴染みのパターンを繰り返してしまった。

このレースは全員の5KMごとのラップを計測して公開してくれてるが大部分の人はやはり前半後半のタイム差が少ない。

2から3分差くらいが理想のよう。

自分は前回の天草とほぼ同じ13分ほども差がある。

今回はスタート時に場の雰囲気に飲まれ序盤飛ばし過ぎ。

それでスタートロス分くらいは取り戻したがその分後半の落ち込みが激しい。

天草と同じくらいの参加人数だけど周りの人のレベルは高く相対的に自分はかなり下。

もう次は別大。

別大も同じくらいのかなりの参加者数。

また最後尾から走り出さなければならないのは同じだろう。



重い足を引きづりクルマに戻って着替え。

まだまだたくさんのランナーが帰ってくる。

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いい経験だった。



ロングドライブ後半。

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なんとか帰り着く。