写真は帰り道。山の上の方はすすきがいっぱいでジロやツールの山岳ステージの応援団のようだった。
今日は相楽路サイクルフェスタ白蔵峠ヒルクライム。
昨日の夜11時過ぎ人吉入りし朝7時自走でこの地域名物朝霧の中会場へ。
朝霧が出た日は快晴になるという。
この3年悪天候だったこの大会、開催月をずらしてまで準備したKCA悲願の良い天気での開催となった。
会場まで15KM自走、なるべく軽く負担掛けないようにとは思って走って来たがちょっと疲れたような気がする。
知り合いに挨拶して受付してちょっとアップに向かう。
コースの通り最初の登りだけをちょっと。
心拍が160くらいまでさっと上がる事だけ確認。
9時過ぎスタート。
コースは31KM標高差1000M、とはいうものの18KMで900Mほど登りその後はアップダウンの繰り返し。
スタート後1KMほどパレード走行し登り始める。
直ぐに先頭集団20名ほどを見送り、ああやっぱりと自分のペースで走ろうと思い直す。
最初はまだそれほど傾斜は急でないのだが38-24でもかなり苦しくすぐにでも最軽の27Tに入れたくなるが我慢。
この辺りでも後続の選手数人にじわじわ追い抜かれる。
付いて行かないとと思うのだが心拍がほとんど170で後がヤバいと思い自分のペースを守る。
7KMほど登った北岳神社辺りで急に倦怠感が襲い目が回るような何かヤバい感じ。
昨日の夜寒気と咳とくしゃみで風邪引き掛けの予感がありそのせいかとも思う。
スタート後パワージェル飲んだせいで血糖値の変化でなったのかとも。
しばらくゆっくり漕いでいたらなんとなく良くなってきた。
スタート前からストレッチ等する時に左右の脹脛に痙攣のホンの小さな火種みたいなのは感じていたが今のところ大丈夫。
ただ何となくやる気が出ないというか追い抜かれてもあ~あと思うだけでどうにかしなきゃという気持ちにならない、惰性で登っているような感じ。
北岳神社を過ぎるとカーブ等で結構急坂が出てくる。
なるべくやりたくないのだが停まりそうになるので立ち漕ぎでしのぐ。
もうこの辺りから27Tに入れっぱなし。
いつもより速い実感も無く時間もかなり掛っている様でなかなかやる気も出ない。
ずっと前にはケースデパーニュジャージにピナレロの若い選手が遠くに見え隠れ、すぐ後ろにはイリスバレアレスジャージにプリンスSLの自分と同世代くらいの選手。
この3人でずっと進む。
かなり高度稼いで来てから緩斜面も多くなって来た事もあって集中力が出て来た。
少しずつ前の選手に近づいているらしく視界に入る事が多くなるがなかなか追いつく事は出来ない。
そうこうするうち18KM地点のアポロ峠が近づきアップダウン数回。
まだしばらくあると思っていたのでちょっとビックリ。
今年は石碑前にチェックポイントがあったが白蔵コースの自分はもちろん素通り。
ちょっと登った後の去年までのチェックポイント前でタイム目視1時間5分少々。
いつもよりかなり速いのでここでかなりやる気が出る。
ここからはかなり急な下りも現れる。
下ハン持ってブレーキに指を掛け前の選手にちょっとでも追いつこうと踏んでいく。
ここ最近思っている課題、登りの頂上付近で休んでしまいそのまま惰性で頂上をゆっくり通過し下りに入ってもしばらく休んでしまうとこを極力止める事。
登り切るまで踏み下りに入って十分スピードが付くまでペダルを止めないことを心がける。
とは言えもうこの辺りでは脚も売り切れヘロヘロ状態。
ゴール前にある2カ所の緩斜面でなんとか追いつこうと脚回したが未達。
サイクルメーター 30.77KM 1時間40分26秒 AV18.3KM/H MAX55.8KM/H
心拍計 1時間40分26秒 MAX171 AV162 IN5分11 UP1時間34分06 LOW1分09
なんと今年からKCAタイム順位は未公開との事。
どうしても知りたい人はメールでという事なので問い合わせ中。
今回の目標は1時間40分切りと20位以内。
40分台だがここも未達、ゴールした後の選手の数、軽く20名以上だったと思う、がっかり。
表彰式ではトップ選手のタイムは1時間15分、Bコースの選手トップは55分とのこと。
コンディションが良かったのでタイムは全般的にかなり良かった様だ。
振り返って自分は、、、、タイムは今までよりは良いがやって来た事からすると全然満足出来ない。
ゴールした後も全然息も乱れていないし終わってみれば全然気持ちが入っていなかったなと思う。
自己嫌悪。
たった1時間数十分の事なのになぜもっとちゃんとしなかったのかと。
おきなわではこうならないよう、もう3週間切った、大事なのは気持ち。