この前に読んだハリポタ作家さんJKローリングのカジュアルベイカンシー。
イギリスの社会の暗さというか裏側を
細かく描写してあり重苦しいものだった。
自分にはかなりの難題でなんとか読み終えた感じ。
青色吐息の上下巻の間に読んだのが本作。
話題作ぼくはホワイトでイエローでちょっとブルーに続きブレイディみかこさん。
前作は子供についてだったが今作はパートナーひいてはイギリスの労働者階級の中年年代のお話。
読みものとしては上手いし面白いのだが、
内容は笑ってられないというかシリアスだし、日本もうかうかとしてられないし前作の方が前向きだしで読みながらちょっとひいちゃったかなぁ。
白人労働者階級の若者が教育を受けることを諦めてしまってる話など少しだけ先の日本のことのようでリアルでちょっと怖い。
ブレイディさんも自分以上のブリティッシュロック好き。
80年頃は自分が好きなポールウェラーのジャムやスペシャルズ、マッドネスなどスカとか労働者階級がカッコ良いと思わせるものがあったが、今は憧れのラップミュージシャンなどはいても先に希望など持てないと諦めていそう。
日本のプチブレグジットといえる大阪都構想が否決されたのは光明か。