ハリーポッターで有名な作家さんの話題作?
ハリーポッターは何作か読んだけどちょっとはまりこめなかった。
市会?議員さんが亡くなるところからストーリーは始まるが、
そのまわりの街中のいろいろな人々の対応というか行動を細かく描写されているがとくに上巻はとにかく掴みどころがなく冗長な感じ。
題名の突然の空席とは議員死亡などで出来た空議席のこと。
空席を埋めようとする人とそれを良く思わない人や家族の思いや妨害する行動を細かく描写。
まあ登場人物の様子などからイギリスの社会情勢など思っている以上に上手くいってないことが分かる。
日本も少し前よりじわじわといろんな面で悪くなって来ているのを実感しているがどの国も同じなのか。
音楽も小説や映画もやはり慣れ親しんでいるのはアメリカの方なので大統領選などでいろんな面BLM問題などもあれどアメリカはまだ豊かな国なのかなと思う。
この本は10数人の登場人物のうち主人公といえる人がいないというかみんなが主人公というかで、老化した頭にはなかなか登場人物と全体の流れが把握できずサクサクとは読み進めずなんとか読了。
ドラマチックな場面もほとんどなくうれしくなる描写もなく主人公も悪役もなく読んでてスカッとすることもなく。
まあでもすごい作品だと思うしすごい作家さんだと思う。