読書記録。

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桜庭氏はあまり読んでなく有名作家さんの中では敬遠していたほう。


地元で個人で起業された書店の店長さんが一番好きな本と書いてらっしゃったので手にとった。


山陰地方の旧家に嫁いだ女性三代の物語。


三代それぞれ多少違う文体とイメージで描かれていて歴史小説的な一代目、


レディース暴走族のあと少女漫画家としてブレークする二代目は昭和的な。


語り手としての立場でもある三代目のお話しはちょっとミステリー仕立て。


ちょっと面くらったような場面もあったが読みづらくもなく読み応えもありで良い読書であった。