開高健さんというと今は読んでなかったけどそのうちアウトドアの釣りや夜営のお話を読もうかと思っていた。
しかしなぜかベトナム戦争の従軍記の方が気になり読んでる。
キリングフィールドもそうだが銃を持たずにここまで最前線に行けるものなのか、本文でも書いてらしたが銃を持ってても打てないだろうし銃を持っないから狙われないということは全くない。
前に読んだ輝ける闇がフィクション仕立てだったのに対してその前に書かれたこちらはノンフィクションだが戦闘の生々しさは変わらない。
沖縄戦や広島長崎の原爆、東京はじめ各地の空襲など日本も悲惨な戦争を体験してきたが、
ベトナムカンボジアなどアジアや韓国などの内戦、とくにこのような米ソの冷戦の代理戦争で同じ国の人どおしが戦う不幸を感じずにはおれない。