チャレンジ300天草下島。

昨日は薬飲んで9時半ベッドへ、10時には眠れたよう。

予定通り3時起床気分はいい、食パンにジャム付けて2枚喉に押し込み、少し遅れ4時10分出発。

暗い中ゆっくり走り出すが脚身体とも重い。

クルマは少なく最近の夜練で暗い中走るのもそれほど違和感無し。

だんだんと身体も温まり淡々と走れるようになる。

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6時前だんだん空が明るくなる。路面も見えるようになる。右側が雲仙。

なるべく脚使わず30KM/Hくらいのスピード保ちたいがなんとなくずっともわーっとした向かい風のような感覚あり。

小浜6時過ぎ日の出。快晴。

口之津港ターミナル7時10分着、ここまで78KM AV26.5KM/H。

自分としてはかなり速い。

乗る予定の一つ前の7時15分発のフェリーが出発準備中、駆け込み乗船のクルマあり。

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船の中では大村のロード乗りグループ数名といっしょになる。

クオータといっしょのTIME。

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30分の船旅中薄皮あんぱんを補給。早くもかなり喉が渇いており缶コーヒー飲むが全然水分が足りない。

メールするとkazさんは本渡を通過しこちらに向かうとの事。

船を降りkazさんは逆向きになるので早めに出会えるようこちらからも早めに向かう。

やはり本渡方向に走ると向かい風。

午後からの下田温泉発電所付近の平坦路での追い風に期待。

すぐにkazさんtommyさんと合流、Uターンしてもらう。

tommyさんはトラもされるのでいかにもアスリートといった感じ。

市街地は地元のお二人に先導を任せゆっくりめで流し本渡を出たあたりからだんだんとペースアップ。

先頭交代もする、向かい風で30KM/H越すペースに若干後半が不安になりながら(笑)。

いつものサイクルマラソン新和の会場入口の交差点を過ぎサイクルマラソンの旧コース方面へ。

入り組んだ細かい入り江を巡る海岸線のコース。

3年前の大会で走って好きだったコース。またここを走れて感激。

でも冷静に見ればこの住民の方々の生活道路である狭い田舎道を何百人というロード車が走るのはかなり無理がある。

本渡市街地を迂回していた間先行した大村のグループに追いつきしばらく一緒に走る。

自分にしてはかなりのハイペース。

ところがだんだん牛深に近くなってきた頃ちょっとした上りで力が入らなくなりkazさんらに付いていけなくなる。

うわ、未だ半分の行程なのにもう売り切れかと今年春の天草サイクルマラソンの悪夢がよぎる。

まだ下田前の登りもあるのに。

実際2人に引かれいいペースで走ってきたが冷静に考えると結構な向かい風なのだ。

とりあえず緊急用に持っていたパワージェルを補給。

パワージェルが美味い!最後のひとしずくまで飲み切る。

いつもは梅味なのだが今日はトロピカルフルーツ味。身体が欲していたものだと実感。

痩せてるとはいえ自分は思っている以上に多めに補給する事が必要なようだ。

しばらく走っているとなんとか力も戻りつつあり2人にそれほど遅れる事も無くなってきたがとりあえず牛深の補給までと踏ん張る。

ハイヤ大橋手前のコンビニでおにぎり2個と100%ジュースを補給しひと心地つく。

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やはりここを通ると天草に来たなという感じがする。ここで全行程のやっと半分、家から一番遠い地点。

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kazさんも所属していた地元のチームK'S WORKS、tommyさんも着るこのジャージのデザインは秀悦。

シンプルだけど目立つしカッコいい。

初めて天草走った2006年、このジャージにかなり助けられた。

河浦のコンビニで水分補給、kazさんはここでブログアップしていた。

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春のサイクルマラソン走った人ならみんな分かると思うが、走りながらいつも気になるお店、

河浦のサンセットライン、昼食会場前のトンネル群の手前、ビーチハウスっぽいちゃんぽん屋さん、

ここで昼食。

EAT730(食べなされ!?)。

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独特な和風というのかしょう油ラーメンのようなスープにちゃんぽん麺。

暑くて塩気欲する身体に美味しく頂きました。

かぼすが付いてるのもグッド。

さてお腹も落ち着いたところで午後1時、自分がの乗るフェリーが3時か4時、無理しない範囲で3時鬼池を目指して走り出す。

トンネルを数個抜けるとお馴染みの長い登りが二つ。

2人に迷惑かけないよう遅れないよう無理せずインナーで回して登る。

3個目のちょっとした登りを過ぎ展望台前を気持ち良く下りながら通り過ぎ下田温泉、ここで予想通りの追い風。

海はエメラルドブルーで透き通る透明、気持ち良く走る。

発電所あたりの平地も自分のフェリーに間に合うようkazさんtommyさんの引き。

平地は38KM/Hあたりで巡航、自分もアウターに掛けて離れないよう着いていく。

自分はというと牛深手前のハンガーノックと思われる大ブレーキがあったことが怖く先頭に出られず付き位置、申し訳なかった。

苓北を右折いつものコンビニをスルー。

ここでも追い風。

kazさんやtommyさんにとって自分の庭のように走り込んでる下島北部。

若干のアップダウンはあるが観光客のクルマが多い中いいペースで巡航。

サイクルマラソン時のエイドステーションもイルカウォッチングのお客でクルマがあふれている。

島原が直ぐ前に見える。

2時半鬼池到着、天草下島1周終了。二人のおかげで1周6時間。

3時のフェリーに間に合う。

ここまでで自宅より215KM AV27.4KM/H、天草下島1周135KMをAV29くらいで走った事になる。

朝とは違いフェリー待ちのクルマがあふれている、一般車両は次の次のフェリーの順番待ちをしている。

夏のように暑かった日、ほとんどのクルマがアイドリングしてエアコン使用中。

外に居る自分たちのところまで熱気がすごい。

せめて運転手が降りたらエンジンが止まるように出来ないものか。

フェリーに乗ってる間もエアコンかけたクルマの中にいる人がいた。

一人一人の意識の問題だし老人がいるとか赤ちゃんが寝てるとか言い訳する人もいるだろうがこんなんでは地球温暖化阻止とかCO225%削減とか絶対無理。

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復路は自転車自分だけ、揺れないと分かってるのか船員さんはロープも掛けてくれず。

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夏のような天気、船室は冷房が効いておらず乗客はみんなデッキに。

自分もベンチで補給&休息&若干ストレッチ。

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下船し午後4時残り80KMを自宅向けて走り出す。

島原半島西海岸を北上、予想取り向かい風。スピードが20KM少々しか出せない。

気持ちが切れかける、残り80KM、20KM1時間に1回のコンビニ休憩&補給で行こうと決める。

でもこの辺りが一番辛かった、積算計の1キロ1キロ進むのが遅いこと。

小浜のいつものコンビニで休憩。だんだん夕方の空の色へ。

本日初ガリガリ君

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次は愛野までと走り出す。旧鉄道路での夕日。

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だんだんと暗くなりライト点灯(テールは1日中点滅させっぱなし)。

暗くなりクルマも多くなるが進路が西向きになるに従って追い風気味になってきてだんだん走りやすくなる。

無駄なこと考えずにクルマと進路に気持ちを集中出来るからかもしれない。

平地だと自分の力では望外の大体26KM/Hくらいで巡航出来る。

残り40KMの小野でコンビニ休憩。

大福食べようと思ったが無くってどら焼きとオレンジジュース500CC(これは多過ぎた)。

長めに休んでストレッチし残りを走り切ろうとまた自転車に跨がる。

肩(特に左)が凝ってるしいつもの右手のひらの痺れも出ているが250KM走ってきたと思えば予想外に調子がいい。

膝など脚は力が無い以外ノープロブレム。

市街地へ戻る最後の峠もイーブンペースで登り嫌いなトンネル1KMを抜けて下って街中へ。

このまま帰ると290KMと少しにしかならないので300KMまで遠回り決定。

いつもの夜練平地コース方面へ。

自宅近くまで戻って299KM、ファンライド買いに行って300KM達成。

300.33KM 11時間24分 AV26.3KM/H MAX63.0KM/H。

充実感達成感はひとしお。

AV26.3は望外のいい数字、とにかく風が良かった。向かい風では引いてもらったし。

朝4時に出て帰宅は8時半の16時間半。

フェリー待ったり乗ったりの時間もあるけど4時から8時まで運動し続けられるというのもアイアンマンに向けてひとつの気持ちの支えにもなる。

思い切ってkazさんの呼び掛けに参加してホント良かった。



先日の星野村ブルベにブログ仲間が多数参加しレポ読むと楽しそうで辛そうな感覚がなかったので300KMというのが自分にも出来るのか確かめたかった。

今日のコースは大した登りは無く平坦と言っていいのでコースのレベルは違うしkazさんとtommyさんのおかげで完走出来たので同じとは言えないがとにかく走り切れたことで取り残されなかったという感覚はある。





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