休養期間をとりあえず1週間伸ばし今週も読書三昧。
今読んでるのは黒木亮氏の”冬の喝采”。
元本物のランナーが書く陸上の話。
中学生の時の陸上始めたところから話は始まり今早稲田で箱根駅伝に出る直前のところまで読んでる。
まあだいたい日記調で書いてある(ホントの練習日記からの抜粋もある)、基本的には淡々とした感じで、もちろんフィクションである風強のようなマンガチックな劇的な場面とかも無いし個性の強いライバルとか出て来ない(有名な監督は別!?)のだが、
当たり前だがとにかく現実感臨場感は凄い。
もうハマって読み進む、ページめくる手が止まらない。
特に筆者は高二から大学一年までという長い期間足の故障に悩まされマトモに走れない苦悩を味わってる。
それでも陸上特に長距離系に気持ちを切らさず受験勉強もしながら筋トレや故障についての情報を集め治療を続けるなどその時出来ることを欠かさずやり続けた。
自分とは天と地ほどのレベルの差はあれど
練習出来ない辛さ、諦めてもう違うことやろうかという気持ち、何で今自分になのだと嘆く気持ち投げやりさ、身につまされる。
この先箱根で瀬古選手と走る(本の冒頭にもその場面は少し出てくる)となると早く読み進みたい気持ちと読み終わるのが残念な惜しい気持ちが交錯。
ということで今から続きにハマります(^_^