夕やけマラソン。

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一日中快晴だった。



25日夕やけマラソン(ハーフ)参加して来た。

有給を取り朝7時フェリーターミナルへ。

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島であるイベントに3000人も参加するので混雑は予想していたが予想以上。

乗りたかった8時のフェリーのチケット買う長蛇の列に並んでいたが10分くらい並んだところで売り切れ。

台風が沖縄の方に接近してるしこの分では明日の帰りの便も乗れるかどうか分からないので不参加にしようか迷うところ。

10時発のジェットフォイル(高速船)はキャンセル待ち受付中。

次のフェリーは12時発、このまま並んでいたら乗れるかも。

ジェットフォイルの所要時間は1時間半、フェリーは4時間。

昼のフェリーに乗ってもマラソンのスタート時間には間に合う、が余裕が無いのでパス。

10時のジェットフォイル乗れたら行く乗れなかったらDNSと決める。

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キャンセル待ちを選択、結局1時間くらい待ってキャンセル待ち最初のグループで呼ばれ無事乗船。

神様が行っても大丈夫と言ってるのか。
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ジェットフォイルはこんな感じ。

もちろん高い乗船料金を除けば揺れないし速いし船酔いに弱い自分には文句は無い。

その代わりデッキに出て海の景色を眺めたりは出来ない。



無事到着しこちらに単身赴任しているNさんと合流し受付。

今夜はアパートに泊めてもらう。

まずは昼食。

行列を覚悟したが順調に座れた。

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最近有名なエビ塩ラーメンとチャーハン。

美味しく頂きました。



その後はNさんの運転でコース下見。

天気は最高でドライブ日和。

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基本この鬼岳を1周してくるコース。

アイアンマンに憧れていたときから走りたかったコース。

冷静に見るとこの写真のあたりにしか平地は無く前半はダラダラ登るし後半は細かくアップダウンが繰り返されるキツいコース。

だがこのときにはまだまだ余裕こいていた。



鬼岳にも登ってみる。

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トレランに良さそう。



しばらく休んで会場へ。

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相変わらず空に雲はなくまだまだ暑い。

ゴールゲート前、松明が並ぶ。

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5時半スタートなのでうまくいっても暗くなってから戻ってくる事になる。



シューズはジャパン2。

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昨日履いてみて良さそうだったので自分にとってのレース用で走る。

スタート地点付近の岸壁あたりで軽くジョグ。

ここ最近の膝など脚の痛みや不調感は薄れてる感じがする。

まあまあいけそうだと実感する。

3KMくらいはじっくりジョグして最後ちょっと上げてアップ終了。

Nさんとスタート地点で待ち。




陽は傾いたが陽射しはまだ強い。

5時半、もうすぐ任期が切れる中尾市長の号砲でスタート。

沢山の応援の中街中に走り出していく。

お盆頃はかなり不調を感じていたがだんだん調子戻ってきた感覚あり。

走り出してもまあまあ行けそうかも。

とは言え去年や今年の初めのようなタイムは無理だと思っていたので、とにかくキロ5分押し、前半は少しでもキロ5分から先行できればと思い走る。




商店街抜け郊外へ向けて走っていく。

2KMあたりまではまだキロ5分から遅れていたがだんだん廻りの選手がバラけ自分のペースで走れるようになる。

県道を海へ向かって走るが前方にはまだ夕陽とは言えない太陽がギラギラ。

それにここはダラダラと上って行く。

3KM、4KMと走るうち同じようなペースの人たちと数名固まって走るようになる。

実際は今の自分のペースから少し無理して走っていたのかもしれない。

5KM6KMと走るうちキロ5分からだんだん先行していく。

だいたいキロ4分半と少しくらいで走っていたと思う。

5KMくらいで軽く給水。



県道を突き当たり左折7KM地点、急な坂を登り鬼岳周回方面へ。

登りはダメなので意識的にゆっくりいったがかなりの人に抜かれる。

上って右折、しばらく続く平坦路。

ペースキープの大事なところだがこの辺りから平地でもだんだん追い越されるようになる。

ペースはキロ5分あたり、序盤に作った3分の余裕は無くなってくる。

左手に見える鬼岳が陽に輝く。

が自分は急速に弱っていく感覚。



10KM47分ハーフの半分の地点で50分。

後半も同じペースでいければ万歳だけど。

大会の火事場の馬鹿力をアテにする方だしアドレナリンと言うかそれを感じる方だと思うが、今回はそんなことは無く身体はどんどん消耗してる。

でもそれが分かるのはすごい人数の人に追い越されるのと1KMごとのラップタイム。

電池が切れていくシンバルを叩く猿のおもちゃのような感じで力が抜けゆっくりスピードダウンしていく。

1KMごとの距離表示の間隔が長く感じかなり辛くなってくる。



終盤の残り6~7KMからは細かいアップダウンが何度も繰りかえされる。

試走でのクルマの窓からは大したことなく見たはずの景色なのに脚が進まない。

後半はほぼ1KMごとにあるエイドで水を飲むが走り出すとすぐまた飲みたくなる。

脱水か熱中症気味だったのだろうか。

脚の各部も痙攣の火種かかえながら。



この辺りでは午後7時を過ぎ薄暗くなってきてる。

陽が陰ってからは暑いとはあまり感じていなかったが。

歩道にはずっと途切れない応援。

情けない気持ちのままトボトボ走る。

繰り返される上りでは脹脛やハムストリング、足の裏などが攣りそうになる。




1KM 1KMがとにかく長く感じたがやっと市街地に戻り港方面へ。

フェリーターミナルの駐車場の周りを半周して松明のフィニッシュゲートへ。

長かった久しぶりのハーフマラソン

1時間48分30秒。




シューズに付けた計測チップを外す事も自分では出来ないししゃがんだり座ったりも出来ない。

とりあえず手渡されたスポーツドリンクを一気飲み。

ゴール後のエイドで冷たいお茶を何杯ももらいながらNさんを待つ。

すぐにNさんもゴール。

一緒にしばらく休憩して五島牛バーベキューに行くが、自分は脚が攣りそうでまともに歩けない。

胃腸もかなり疲労し水分以外受け付けずせっかくのバーベキューも口付けず(^^;

いちおう試食なので量は無いよと聞いていたが見た感じ十分かなと思ったが。




とりあえずお風呂にいこうと駐車場へ向けて歩くがやはりまともに歩けずすごく遠い。

なんとか辿り着いて助手席に乗せてもらおうと脚を上げるとピキーン!と痙攣。

温泉まで痛みに耐えながら向かう。