上の写真は自分のカテゴリーのスタート前ブリーフィング。
この大会は地元の有志で運営されてる手作り大会。
春秋の年に2回開催。
今回の春の大会は173KM 80KM 55KM の3部門。
3部門とも後半のコースが同じで最終ゴール地点と夕方5時の最終フィニッシュ時間がそろえてある。
173KM部門は前日昼、80KMは当日朝6時スタート。
それぞれ年配の参加者などにアーリースタート時間が設定されている。
自分たちは朝8時スタート。
毎日のように練習で走ってる港の公園からのスタート、
もちろんアップ兼ねてジョグで行っても良かったがゆっくり6時に起きて路面電車で行く。
8時スタート。ウエーブスタートでまず50名ほど。
スタート後眼鏡橋脇などしばらくは市街地走行、信号待ちもあり。
いつもいろいろ教わってる同世代サブスリーランナーのKさんともうお一方が先行。
自分は3番手をいくがキロ5分半くらいなのにスゴくキツくて先が思いやられる。
すぐにKさんらは見えなくなり後ろにもランナーの気配は無くなる。
7KM地点まではずっとダラダラ上り、お腹にもかすかな不調を感じつつ行く。
旧道の峠を越え九十九折りを少し下って無人のチェックポイント。
カードにパンチを押して先へ進む。
国道を駈け下り11KM地点で最初のエイド。
ここでロング、ミドル、ショートの3コースが合流、
夜通し走って来た173KMのランナーや80KMのランナー、あるいは55KMでもアーリースタートの方々
かなりの数のランナーといっしょになる。
暑くなりそうなのでスポーツドリンクを紙コップに2杯もらって再スタート。
しばらく平坦基調で他部門のランナーをゆっくり追い越しつつ先を急ぐ。
やはり年配の方が多い、女性も。
やっと身体も落ち着き淡々と走れるようにはなる。
17KMから20KMあたりまではかなりキツい上り。
坂の途中後方を写した写真。
海がきれい。
湾の向こうから走って来て右下に見える道路から上って来た。
最後自転車では足着きそうなほどの急坂を越え、21KM地点でチェックとエイド。
この大会、ボランティアの方々が提供するエイド食がいいことでも有名。
ここではおはぎとスイカが有った。
でも自分はお腹に不安がありここではパイナップルをちょっとだけいただく。
エイドを過ぎると坂を駈け下る。
下り切った飯盛の街を過ぎると今度はじゃがいも畑が続く丘へ上っていく。
陽を遮るものが無くなり直射日光を浴びるがその点ではまだまだ大丈夫。
さすがにロング走る方々は長袖やアームカバー、首筋を隠すキャップなどで日差し対策されてるが。
日差しはいいのだがここも長くダラダラ上る坂道で脚にキツい。
半分以上上った時後ろから軽快な足音が聞こえさっと追い越されていく。
地元の顔見知りランナーNさんだった。
午前8時スタートは人数が多く、いっせいに市街地に走り出すのは良くないと考えた主催者側が8時と8時5分スタートに分けたので5分遅くスタートしたのだろう。
どんどん先行されすぐ見えなくなった。
じゃがいも畑のほぼ頂上で今から向かうコースの先を撮った写真。
55KMのほぼ半分の地点。
ずっと向こうにかすかに見える雲仙の真下まで走る。
じゃがいも畑最後の部分28KMのエイド。
ここの名物は中華風デザートの杏仁豆腐。
差し出されたのでありがたくいただく、がこれが良くなかったかも。
日差しを浴びたのでスポーツドリンクも2杯。
ここからはダラダラ下っていく。
が朝から不調感じてたお腹がかなりひどくなってくる。
すぐにある32KMのエイドで立ち止って休むが、飲食無しで様子見。
有喜(うき)という漁港のある集落を通る。
もうトイレ借りないとヤバいと思いながら走る。
歩くくらいのスピードでガソリンスタンドやコンビニを探す。
コンビニはあったがトイレ無さそうでパス。
かなり切羽詰まった状況になり焦る(^^;
ウルトラを走る方々はやはりポケットティッシュ持ってるんだろうな。
公民館とか無いかなと思うが集落を抜けてしまいそうになり、
意を決してお宅の前で植え木の手入れをしていた年配の方がいたお宅まで戻りトイレを借りる。
感謝。
実は55KMコースなので5時間半くらいで行ければ良いと建前では思っていて周りにもそう言っていたが
出来れば5時間を切りたいと思っていた。
ここでのタイムロスはちょっと残念、でもいい経験だったかな。
ここからまた急坂を上り走り難い国道に出たりそしてまた急坂を下り39KMの唐比(からこ)エイド。
おかげさまでお腹は大丈夫になりここで腹ごしらえ。
そうめんと角煮おにぎり。
ちょっと長めに休む。
お腹は良くなったが脚にはかなりキテいる。