マラニック、続き。

唐比エイド後は旧軽便鉄道跡のコースを行く。

お腹は急速に回復。

でお腹に気持ちが集中しててずっと脚に気持ちがいってなかったが、

お腹が良くなると脚が無くなって前に出なくなってる事に気付く。

40KM地点、ここから5KMは海岸線の鉄道跡。

股関節やハムが痛み脚がなかなか前に出ない。

陽にもさらされ消耗。

さらにここは固くて古いコンクリ路面で消耗した脚にさらに負担かける感覚。

42KM地点は4時間ちょうど。

まだエイドや写真撮る時以外歩いてはいないがフルマラソンの時よりも遅いが消耗してる感じもする。

その後の海水浴場の砂浜の上のレンガ風道路も走り難くかった。




45KMの千々石(ちぢわ)のエイドとチェックポイント。

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その手前にNくんファミリーがサプライズ応援。

毎度の事でホントありがたい。

気持ちがかなり沈んでたがいい切り替えになった。




その後の鉄道跡道路も軽くダラダラ上っていく。

残り10KM程度。

良く知った道、上りだが傾斜は緩く日陰も多く路面も走りやすくなる。

しばらく走ったところから今まで走って来たところを振り返る写真。

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この海岸線を上下しながらずっと走って来た、う~ん、良く走って来たな。

なかなか脚は前に出辛いがのこり10KM切って気持ちにはすこし元気が出る。

この道路の名物、切り通し。

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いかにも鉄道跡、新緑の木々が頭上を覆い気持ち良い日陰になってる。

ダラダラ上りの峠を越え見通しの良い部分、ゴール地点の温泉街が見えてくる。

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今回はせっかくのマラニック大会なので下向いて路面ばかり見て走るのではなく景色を満喫する事も気がけた。

この大会の主催者からはおもてなしの大会と言う言葉も。

自転車乗ってるときも良く思っていたがホント地元は海山とも恵まれてると思う。




軽便鉄道跡のダラダラ坂を駈け下り国道に出る手前でもう残り5KM。

ゴールは温泉街の向こう側の外れなので街中の海沿いの歩道をテクテク走っていく。

172KM 80KMの先行するランナーに声かけながらゆっくり追い越したりしながら走るが、

かなり脚は売り切れてて平地に出るとキロ6分出てない。

残りの1キロ1キロがほんと長く感じる。

55KMはもちろん人生で最長だが42KM以上走った事あったかなと考えるがもちろん無い。

以前から人間やってない事は出来ないと思っていたが、最後の10KMはホントキツかった。

でフィニッシュ。

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5時間が無理なら15分まで、15分も切れないなと思ってからは5時間20分切りたいと思ったが手元の時計では5時間21分台。




チェックシートを提出。

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脚が痛くロボット歩きながらいなり寿司やお茶をいただく。

美味しい、身体に染みる。

これだけ広範囲長時間の大会、エイド係の方はランナーを追いかけつつ設置する方もいると聞く。

頭が下がる。

橘湾岸スーパーマラニック、地元の良さを再発見の素晴らしい大会だった。




今日は帰りはバスか電車、ビールが飲めるが、知っている顔も無いのでとりあえず込まないうちにと温泉へ。

あまり歩きたくないしフィニッシュ地点の公民館のすぐ裏にあるお気に入りの古い温泉。

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古色蒼然という言葉がぴったりの温泉。

番台にもあまり人は居ず勝手に150円置いて入る。

地元の人しか入っていなくての~んびり浸かる。

窓は開いてて青空が見えお湯は熱いが気持ち良い風が入る。




ゆっくりして着替えて公民館へ戻る。

Kさんら1位から3位のランナーと(たぶん)女性1位の方と合流してビール。



帰りはバスセンターまで15分ほど歩いて乗車。

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ふだんクルマを運転してる道を走る。

この写真にも写ってるが最終関門まで1時間半くらいでまだまだランナーが帰って来てる。



途中で乗り換え、バスは遅いのでJR。

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ビール買って乗ったが混んでて飲み難かった(^^;

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帰宅してからは録画していた陸上見ながらワイン。

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自分に完走おめでとう。



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