平凡読了。
やはり角田さんはすごい。
短編集だがいい話ばかりだった。
人生の岐路、仕事を辞めるとかそのまま続けるとか、つき合ってた人と思い切って結婚するとか別れるとか、
もし今と違う方を選んでいたら、、、という感じの話が六話。
もし今と違う方を選んでいたら、、、という感じの話が六話。
平凡、とは、別れた彼氏を恨んで死んでしまえとまでは思えず波瀾万丈ではなく平凡な人生を過ごすことを願う主人公の友人。
でも思い直すと平凡な人生を歩むことを願うということは幸せな人生を過ごすことを願う事と同じだとさとる。
と言うような話。
穴、芥川賞作品、読了。
一気に読めたが読後感は微妙。
悪い話ではないが、なんか違和感というか不快感というか感覚的にざわざわする感じが残る読後感。