阿蘇望3。

昼食後すぐに坂に突入、一番の難関"裏"地蔵峠

前半とは違って観光客は少なく時折走り屋のモーターバイクが通る時以外シーンと静かで自分と他のサイクリストの息使いが聞こえるだけ。

このめっちゃ暑いけど心がひんやりするような森の中をにじりにじり登っていく。

しかしさすがに傾斜は急で38の27でもかなり厳しくコンパクトが欲しくなる。

スピードはもちろんほとんど一桁、回転数も50くらいか。

心が折れて蛇行しそうになる。



そんな途中名前を呼ばれる。

応援アンドサポートの最苦輪愚さんだった。

うれしい応援。


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左足に少し足攣りの火種を感じつつにじり登って行くとうれしいエイドステーション。

ちゃんと水浴び用水が用意されているのがうれしい。

重くなるがダブルボトルに冷水を補給。

今回はエイド毎停まるが長く留まらないと決めていたのでヘロヘロ状態で再スタート、

と思いきや坂道発進なので二踏み目のペダルがはまらず他のサイクリストたちの面前で立ちゴケ尻餅(苦笑)

もうかなり脚にきている。



なんとか再スタートし3人グループで走ってる人に”あの橋のすぐ上が峠ですよ”と上を見上げながら教えてもらう。

もう少し。


ここでもサプライズ応援、地元熊本のPAMさん

不運にも直前に脚に故障でDNS、でもここまで来てくれるなんてありがたい。

そのうえツールの山岳ステージで遅れた選手のようにお尻を押してもらう、感激。


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最苦輪愚さんに撮ってもらった写真、峠迄もう少し。



峠の橋を超えもうほんの数百メートルだというところに案内係ボラのyuujiさん。

相変わらずさわやかな小顔で応援され”あ~完走が現実的になったな~と”実感。

実際この登りではトラブルに遭ったようには見えないサイクリストが数名下ってくるのとすれ違った。

3峠でリタイヤを選んだ選手たち。

この峠を越えてしまうと4峠目の俵山を越すか幹線道路の長いトンネル(登り)を抜けないと会場にも駐車場にも帰れない。

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ほぼ峠で撮った写真、ここ登って来たのかと思うと感激、エイドも見える。



自分はもちろん4峠目を目指し下り始める。

ここではもう水飲むのも飽き(脚攣り予防のため塩入れた水はよけい飲めない事も発見)コーラ飲みたくてたまらなくなる。

ここ下れば自販機があるはずとブレーキ握り締めて慎重に下る。

途中事故処理中の選手と警察車両も見かけた。でも思ったより事故は少なかったのではないか。

下りきり国道へ。

この微妙な登りも結構辛い。

コーラーコーラと唱えながら進むが左側にはなかなか自販機が無い(泣)。

そうするうちに最後のエイド。

水とオレンジを補給、自販機に硬貨入れようとすると普通のコーラは売り切れ(泣)。

泣く泣くダイエットコーラを飲むがプロ選手の様に最後の力になってくれそうな実感は無かった。