阿蘇望4。

長く引っ張りすぎた。

これで最後にします。



しばらく観光のクルマなどが多い国道の路肩を走り、右折して最後の峠俵山へ。

最後のエイドでいっしょになった地元熊本のグルメ隊ハチさん情報によるとこちら側から登る俵山は結構キツいということで油断は出来なさそう。

心して登り始める。



実際タイムアップの心配など全然してなかったし、大体関門タイムがあることも知らなかったが

もう夕方になってきたようにこのあたりから怪しく曇り始め時折薄暗くなってきた。

見上げると風力発電の白い塔がいくつも立っている。

なんでアサヒビールのマークが付いているんだとか苦しさを紛らわすためにいろいろ考えながら登る。

関西からお越しのかわGさんは奇しくも熊本入りされる機上からこの俵山の風力発電のプロペラ(というのかな?)を写真に撮られていたという。



ハチさんの言うとおり3年前逆から登った時とは全然違い傾斜も急で距離も長い。

ここでも蛇行しそうになるくらいの坂がたびたび現れる。

さらに暗くなってきた上に時折前から下ってくるクルマがワイパー動かしている。

天気予報どおりやはり雨が降り出す。

後半雨が降れば身体が楽になって完走率があがるだろうなとか考えていたが下りを控えやはり雨はいやなもの。

大粒の雨がボタボタ降り出した、最近ご無沙汰だった雨が降り出したときのホコリっぽい懐かしいにおい。

涼しいというほどではないが火照った身体を冷やしてくれる。

トップチューブに付いた乾いた汗も流してくれる。



路面も完全ウエットになりこのままザーザー降りになるのは嫌だなと思っていると小降りになりやがて止んだ。

峠が近づいたのか空も広くなりなんとなく周りのサイクリストたちも明るい雰囲気になる。

そして峠のチェックポイント、そして。

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やった~後は下りだ~。

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この景色。ホイールのリムがガサガサになる感覚はあるが気持ちよく下る。

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写真はクリックで巨大化します(笑)

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日本じゃないようなこの景色、やったな~という穏やかなほんわかした達成感と供に下る。

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下りきって国道を右折、あとはみんなの待つ会場迄帰るだけ。

追い風だったのか結構な数の選手で出来た列車の先頭を35KM/Hくらいで引き気分最高。

最後前の3人くらいの集団に追いつきつつゴール。

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写真はTキャップさんより。



サイコンデータ 119.9KM 5時間46分 AV20.7KM/H MAX57.0KM/H。

心拍計データ 6時間49分 MAX224(ウソ多分170くらい) AV144 IN40分 UP3時間50分 LOW2時間20分。

9時半に出たのでゴールしたのは4時半。

7時間切ったのは満足出来るがAV20.7は遅いな~。

でもいいのだ無理なく5時迄に完走できてこれ以上無い位多くのサイクリストたちと交流出来たから。

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