これもハマりこんで読んだ、読書の醍醐味満喫。
100数十年前北極の北西航路探索の探検隊、
フランクリン隊100数十人が全滅した史実を追い
その跡をソリを引いて徒歩で辿る。
過去と現在の旅を並行に並べて書いてあり読みごたえが半端ない。
夜はマイナス40度昼はマイナス20度の冬から
動物や植物が増え雪や氷が溶けて春になる描写も良い。
チベットやアルプス探検のあとニューギニアなどへ行く予定だったようだがこの北極圏探検から極夜行まで犬ゾリも極め北に魅了されたよう。
解説にも書かれているが角幡氏ライターとしての力量がすごい。
まだまだ読みたい。