西海トラ当日。

当日編、長いです(苦笑)



今日はトラ本番。

5時起床 6時出発 7時過ぎ現地着。

天気は良い。

涼しいがスイムでも寒さが問題になることは無さそう。



まずキッズ部門に出る次男の受け付け。

自転車のセット。

いつもは6月や7月の暑い時期に行われていたが口蹄疫などの関係で秋まで延期された。

中止じゃなく延期で、ちゃんと開催されたことは有難い。

実行委員会のみなさんは大変だった事だろう。

ただその関係でキッズ部門は海スイムが無くなりランバイクランのデュアスロンに変更。

スイムが速い女の子たちに何回もやられてきた彼には願っても無いチャンス、初入賞なるか。

デュアスロンということで自転車をラックに掛けてヘルメットを置けばトランジッション準備完了。

自分も自転車をラックに掛けて機材をセット。

キッズ部門選手ミーティング、後は本人にまかせ1キロほどある駐車場に戻り自分のスイムの準備。

パワージェルをトランジッションに置いて来るのを忘れアップ兼ねて小走りで置きに行く。

アップオイルを脚に刷り込みウェットを着る。

またサングラスをトランジッションに置いて来るのを忘れたことに気づく。

準備を整えウェット姿でトランジッションへペタペタ歩いて行く、トランジッション閉鎖ギリギリに間に合う。

スタート待機場所に戻り軽くストレッチしながら子供のスタートを待つ。

スイムウォーミングアップの時間帯だったが段取りが悪く泳げなかった。

運良くバイクスタートしていく次男を見ることが出来た、中学生という事で子ども部門第1ウエーブだがその先頭で走っていった。

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折り返し後戻ってきたときには2人強そうな選手を引き連れて3人でロードレースみたく集団作っていた(苦笑)。

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写真はぷさんより、ありがとうございます。



入水チェックの列に並ぶ。

数年前トラ初参加時Aコーチに教わったとおりスタート前の水分補給でポカリスエット500CC。



廻りの人達と違い入水アップしてないのにウエットが濡れてる事水が滴り落ちてる事に気付く。

自分の汗だった。

かなり気温が上がっている。

場内アナウンスでキッズ部門トップの選手がフィニッシュしたと知る。

2位もやはりうちの子ではなかった。

なんとか3位にうちの子がコールされホッとする。



ゼッケンチェック後エリート等第1ウエーブがスタートしていく。

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自分達第3ウエーブ入水、水は冷たくなく大丈夫。

スタートラインまで15Mほど泳ぐともうスタートの時間間近。

スタートまで数秒、思わず気合い入れの掛け声。

みんな唱和してくれて良かった(ほっ)。




号砲が鳴りスタート。

身体が重く息も続かずとにかくアップ不足を感じる。

今まで2回出てここで泳ぐの今回3回目だがとにかく特に今回スイム長く感じる。

進まないし目標が定まらずとにかく蛇行する。

自分は25M20掻きくらいだがそれぐらい掻くともうどっちに進んでいるか分からなくなるくらい。

港の入口近くはポチャポチャ波があって2度ほど息継ぎ時に水を飲んでしまう。

ムせなかったので良かった。

とにかくプールで泳ぐように夢中で泳ぐとウエットの効果もありそこそこ進むがどっち進むか分からない状態。

5掻きくらいで頭を上げ進路を見てコース取りをしないといけない感じ。

1周目はスゴく長く感じた。

ヨロヨロとポンツーンに上がり2周目へ。

第1ウエーブの速い人達はその前からドンドン抜いていくが今まで2回参加した大会と違い周りに人がいる。

自分と同じレベルの人や初トラの人初参加の人が多い事を実感。

でも今までと違い制限時間がかなり気になり焦る。

例によって全然使っていない右脚が攣りそうになる。

でも身体も温まり2周目は1周目よりかなり楽には泳げた。

2周目でもかなりの選手に追い越された。

追い越されるという事は後ろにまだ選手がいるという事でどっちかというと心強い。

2度目のポンツーンに上がりもう少し。

岸壁の壁際が水中で見えるところに沿って泳いでいく。

他の選手も後で言ってたがコースロープの関係か今回は特に進路を見定めにくかった。

壁際を泳いでも思ったより遠かったが階段状になっている所が目に入りやっと上陸出来る。

足に力が入らずいつもようにヨロヨロと四つん這いで上がる。

時計で見て45分程度、第1目標達成で心の中で小さくガッツポーズ。




ウエットの上着(長袖)を脱ぎながら小走りでトランジッションへ、フラフラ。

センサーラインを越し本当にホッとして気持ちに余裕が出てドリンクをもらう。

ファニー号の所へ行き着替え。

ウエットの下を引き抜き靴下履くとき足のいろいろな部門が攣りそうになる。

なんとかシューズも履いてヨロヨロとトランジッションエリアを出てファニー号に跨がる。

いろんな装備を付けて走る人も多いがファニー号は工具スペアタイヤ無し、毎晩乗ってる信頼感で1発勝負。

補給は背中にパワージェル2個バイク用とラン用、ボトル(ポカリスエット)500CC1本。

走り出しパワージェル補給、バナナ味もいい、身体に染みる。

早く身体をスイムから慣れたバイクに切り替えようと軽めのギアで回転上げ脚回す。

前の人に追いつくと休んでしまうしドラフティング禁止の基本的トラルールが気になるので思い切って立ち漕ぎで抜いていく。

夜練でも去年のこの大会でもファニー号ではアウター使わないが今回はギアが足りない感覚が強く下りや平地でも使う。

白ゼッケンのエリート選手や今回県1位になったYさんやNさんなど時々アドバイスもらったり一緒に練習したりする強豪選手に追い越される。

まあ自分はスイム最下位付近なので前にはバイク苦手な人や初心者の人やフラットバーの人などいろんな選手がいるが塔の尾のプチ峠越えで体重重そうなのにアウターで蛇行しながら上る人あり。

そのうち一人は前トリプル、前にも変速がある事知らないのかとか思ったりして。

いつもと違う時期なのにいつもに増して沿道の応援が多い。

それと選手名簿が島民の方々に配られたのかゼッケンを見て名前を呼んでくれる人が多い(恥ずかし)。

1周目の後半くらいからはいつもの感じで走れるようになり気持ちもアップ、走りを楽しめるようになる。

とにかく見えない前の選手を追う。

下りのカーブもいつも以上に突っ込んでいける、でも登りはイマイチ。

コンクリート道も30KM超えで飛ばす。

民宿の坂を一気に立ち漕ぎで越えアウターに入れて下ハンに持ち替えて造船所まで。

2周目はちょっと垂れた。

それにまた足に痙攣の兆候が出始めランの事考えて少し弱気に。

登りは若干恐る恐る気味に(笑)。

まあそれでも楽しい40KM弱だった。




名残惜しげにトランジッションへ入る。

靴を履き得替え一番大事に考えていたランへ。

水を一口口に含んでトランジッションを出て行くが片手にグローブしたままな事に気付く(笑)。

背中のポケット突っ込んで先を急ぐ。

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今回は携帯も自宅に忘れ家内も同行せず写真がありません。

上の2枚の写真はT倶楽部のSさんのより。

まあ自分も出走してるので写真撮る余裕はありませんけど。

県道を右折しいつもの鬼門、電気屋の坂。

小股で体力温存走法、でもここでも名指し応援有りでちょっと焦り気持ちペースアップ。

登り切って左折した所で長身のランナーが前に。

熊本のブログ仲間TRIKさんだと思い思い切って声を掛ける。

お互い自分のペースで走っているのでまあある意味迷惑だとは思ったが返事してもらえて良かった。

こっちも元気もらう。

練習仲間Mさんに追いつく。

去年はバイクの途中で追いついたのでかなりレベルアップされてる。

船着き場の前に出て造船所前の大通りに出る。

パワージェル飲もうとして背中に無い事に気付く、片方のバイクグローブも、がっくり。

また今年も大島にゴミを投棄してしまった、ごめんなさい。

まあ気を取り直し平地ではとにかく一定ペース自分のペースのランを心がける。

折り返してからだんだん上げていく作戦。

大通りでは速い選手とスライド。

知り合いには合図してお互いやる気を確認。

ホテル入口エイドステーション、かなり暑くなってて冷水スポンジが助かる。

ランの時水飲むのはお腹が痛くなりそうで恐いがパワージェル無くしたので少しでもエネルギーをと思いスポーツドリンクを飲む。

ホテルの後の遊歩道、この辺りまで来てもまだ数名速い人から追い越される。

自分より少しだけ速い人に着いて行くのはいいが遅い人といっしょに走ったり速すぎる人を追いかけたりするのはマイナスなので大会で舞い上がっている自分の本当のペースで走るというのは難しい。

もう一度エイドでスポドリ補給しトマト畑坂を小股で登る。

折り返し近くでもたくさんの応援、有り難い。

民宿の坂を上り焼酎工場へ下る。

造船所脇の道路。残り3キロ、この辺からペースアップするべきだが脚が重く出来ず。

船着き場のところの坂もとにかくペースを守り一人一人前の選手の背中を追う。

コンビニ前で右折、もう残り少ない、さすがにここからは全力でもフィニッシュまで保つだろうとペースアップ。

トランジッションの中学校前から応援が多い。

気持ち良く駆け抜け赤い絨毯まで、終わってしまえばあっという間のショートトラ。

コースに一礼。

公式記録 2時間49分39秒 総合139位(240名中)

スイム44分38秒218位 バイク1時間15分38秒110位 ラン49分23秒89位 年代別(40代男子62名中)33位

時計ではランに55分近くかかっているようで走ってる最後ちょっと落ち込み気味だったが、

なんとラン50分きりの目標達成!

ほっとした。





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自分写真、某サイトより無断コピー(笑)

バイク、弱々しい華奢な身体だね~、フィニッシュは倒れそうな表情、かなり恥ずかしい。





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