夏休み/吉田拓郎(posted by Bluesおやじ)
小学校の2年か3年生の時から田舎の親戚のうちに良く遊びに行ってた。
島原の小浜からちょっと山手に入った諏訪の池の近く。
最初はちょっと戸惑ったところも有ったが(トイレとか風呂とか)直ぐ慣れて
高学年になったら夏休み最初からいっぱいずっと泊まったりしていた。
従兄弟じゃないけど従兄弟みたいなのが何人もいていろいろ揉まれた。
農家だったのでいろいろ珍しい事も有ったし、虫取りとかも面白かったが一番面白かったのは”基地”作り。
茅で作ったり廃材の板で作ったり、木の上に作ったり。
自分世代には基地だったが歳上の親戚の子は番小屋って言ってた。
秘密の武器とか持ち込んで、もちろんエロ雑誌とかも。
その家で歳上の子がラジカセで聞いてたのが拓郎の”元気です”。
LPでもなくミュージックカセットだった(^^;
これを何度も何度も繰り返し聞いて全曲好きになった。
72年だから5年生の時か。
春だったねとかガラスの言葉とか、リンゴ聞けば今でもマーチン買って弾きたくなる。
”祭のあと”をとにかく気にいてった兄貴分がいてすごく歳上に感じた。実際は多分2歳歳上。
今思えばこのアルバムの中のこの”夏休み”そのものの世界だった。
ほんとあの経験は良かった。