写真家で登山家探検家の石川直樹氏の本。
アラスカの山デナリの登頂記をメインにアラスカやグリーンランドなど極北の地の旅行記エッセイ集。
旅行記と言うには過酷な地ばかりでスノーモービルは故障したら終わりなので犬ゾリの方が一般的だったり飛行機をチャーターしないと行けないところなど。
極北といえばワタシが好きな角幡氏だが文章の味わいはかなり違う。
かなり過酷な状況でも淡々とした柔らかな口調での表現、アスリート的な探検家というよりは写真家で根本はアーティストなのかなとか思ってしまった。