読書記録。

 

久しぶり高村氏。

 

見るからに毛色の変わった作品なので手が出てなかったがやはり読んでみると高村節全開。

 

面白くて一気読み。

 

寒村の老人四人組にいろいろ不思議な訪問者が訪れる話しなのだが皮肉の効いたお伽噺だった、痛快なところ多数。

 

山のタヌキなど野生動物も話したり化けたりするが違和感は少なく、自分がすきな森見登美彦氏とも全然違う。

 

山の記もすごく良かったがやはり高村薫と言えばまだまだ刑事もの犯罪もののミステリーを読みたい。