読書記録。

大作を読了。

 

いうなればすんなり成功しても遭難して亡くなっても困難であったことの記録は残らない、困難から生還したからこそ過酷な生存者たちの日記や記録が生きる。

 

筆者の膨大な取材と考察により自分も乗り込んでいるような、あるいは映画を観るような具体的臨場感のある表現。

 

読み物としても越冬に入る前からの航海も手にあせにぎるような過酷な試練を体験したような読後感。

 

素晴らしかった。