ブログの下書きは携帯でレース後の那覇のホテルでかなり書いていた。
忘れないうちにこの感覚を残したいという一心で。
今日 自転車がまだ届かないからもあっていつものようにホントに沖縄行ってきたのか夢だったかのような気持ち。
もう忘れ始めている寂しさ。
イベント後の脱力感。
朝からサイクリングタイムがすごく繋がりにくい。
おきなわの参加者がみんな見てるのかな。
みんなほんとに自分が走ったという証拠を探しているのかも。
でレポ続き。
この坂の手前の補給ポイントで水のボトルをもらい持ってきたまだ半分弱残ったボトルを捨てていいのか迷いつつ捨てる。
補給はパワージェルのみ、スタート前と40分毎に3本。
固形物は雨でなくても身体にも心にも食べる余裕は無かったと思う。
もう全然進めないほど脚が売り切れて最後の坂の頂上。
雨はほとんど止み空は明るくなっている。
頂上を越えまた急な坂を下り夢にまで見た源河。
左折して大通りへ。
まだかなり時間はあるはずなのに何十台というクルマが列をなして関門が開くのを待っている。
たくさんの選手に追い抜かれたのでだいぶ後ろもしかしたらもう最後尾近くかと思っていたがまだま
だ強そうな選手がどんどん後ろからやって来る。
だ強そうな選手がどんどん後ろからやって来る。
後で知った情報では130KMは特に過酷だった様で関門タイムが伸ばされたにもかかわらず完走が30%
程との事。
程との事。
この辺りで走っている水色ゼッケンの選手はかなりの実力者だという事だ。
自分はと言うと脚にはもう力が入らない、向かい風だったら止まってしまうんじゃないかと思うほど。
ただ追い風と気持ちだけで30KM/Hを維持しているいう感じ。
他の人を風よけに使うのは好きじゃないし上手くないので他の選手の横に並んだり斜め後ろに付いたりで嫌な奴だったと思う。
河口を越える橋の坂、平地と言ってよさそうな部分だがガクッとスピードが落ちる。
途中”回していきましょう!”という歳上っぽい選手と3人グループになる。
35キロで15秒交代というので何度かローテーに加わるが後ろに回った時前の選手に付くのがすごく苦しくしばらくして切れる(笑)。
実をいうとこの辺りではもう終わってしまう寂しさがかなりの部分心の中を占めていた。
ゴールはまだかという気持ちと終わってしまう寂しさが交叉。
植物園だがジャスコだかの軽い坂では応援の声を沢山聞いた。
あ~終わってしまうのかと応援の声も切なく響く。
緩い左カーブの下り坂を過ぎると写真で良く見たゴール前の大通り。
荒い呼吸で目一杯力を振り絞る選手に並ばれる。
自分はというと一つの順位の差や数秒の差なんてすごくちっぽけな事に感じて脚を緩めつつのゴールとなった。
公式記録では2時間50分31秒92で152位、出走300数十名中完走223名だった。