奴隷小説。
好きな作家さん、桐野夏生氏。
暗い重い話の短編集。
戦時中の日本か北朝鮮かみたいな話とか、ボコハラムみたいな話とか、いつの時代かわからないようなSFチックなのとか。
どれも支配された側の弱い立場の人の話、ちょっと不条理混じりの。
読んでて楽しくもなくワクワクもしない。
最近読んだ小山田浩子氏の小説とかボラード病とか、同じような感じのが多いのかな。
桐野氏、最近の作品は自分の求める好みからだんだん離れていってる感じがしてちょっと寂しい。
サラバからの流れで借りては来たが、
翻訳口調も読み進むには重く。もう少し気持ちに余裕が有る時に再読予定。