読書記録。

 

炉辺の風おとに引き続き梨木香歩氏の自然誌エッセイ。

 

やはり今作も素晴らしい。

 

帯には深く五感に響き渡る文章世界とある。

 

氏の山の別宅や庭で出会うカタカナ表記の植物や鳥や小動物たちの生き生きとした様子。

 

名前からその花や鳥のことを知らなくても伝わる。

 

また今回は九州のご実家に通いお母様の介護をされる様子も描かれる。

 

近くにいるのにあまり世話をしていない老母親のことも考えてしまう。