ネトフリで視聴。
マフィア映画やミュージシャン映画でリスペクトしているスコセッシ監督。
大作ということで公開当時はこちらでも話題になった。
ほとんど音楽や効果音は無く、山や海がまだまだ人の手が入る前の姿が単に素晴らしい映像。
台湾での撮影らしいが地元感あり。
街や住民の姿もほぼ自然に表現されてたと思う。
長めの映画だが飽きずに観れた。
最初から雲仙のキリシタン弾圧のシーンだが、
全編通じて拷問シーンが何度もあるがそれほど嫌ではなかった。
原作と違い主人公が棄教した後日本で過ごす姿を淡々と描く。
平民の貧しさはみすぼらしい姿で表現されてたが日本人の真面目さ頭の良さ、あるいはズルさ。
原作でもキーマンだと思った通辞役の浅野忠信や筑後の上役イッセー尾形、素晴らしい演技だった。
海外でも評価も高かったようだ。
重要人物キチジロー役の窪塚、イケメン過ぎて浮いてたかも。
主人公ロドリゴ神父役もみなイケメンなんだけど外人は違和感なし。
でもよい映画だった。
オススメ。