取り合えず。

ホテルや空港で書いた書きかけのレポをアップしておきます。完成させるかは微妙。

レース前日7日。
6時前起床、快晴。
昨日はやはり緊張からか11時半過ぎにベッドに入ったが最後2時を確認するまで眠れず。
まだ喉は痛いが大丈夫、朝は新聞見たりコーヒー飲む余裕あり。
沖縄は夏の暑さのよう、着て行くものを悩む。
7時過ぎ空港行きバス乗車。
空港でKさんHさんと合流。
去年と違い仲間がいると心強い。
沖縄上空飛行機の窓からヤンバルの森が見える。
辺戸岬の自分たちのスタート地点や登り始める3叉路もはっきり見えた。
デジカメ持って来たのに預けた方のバッグに入れていて写真撮れず。
那覇空港着、暑い。
フロントのクイックシャフト忘れ買いに行く必要もあったこともあり予定外のレンタカーを借りる。
たまたま分かりやすい場所に有ったバイシクルキッズさんでクイックゲット。
高速経由名護着、バスと違いクルマだと楽で速い、時間的余裕が全然違う。
受け付け済ませTT観戦、アキラくん応援。
昼は受け付け会場近くでパスタ食べれたのは良かった、カーボローディング。
でも5時前もう空腹。
調子いい証拠かも、まだ喉は腫れているが。
自走で国頭向かうKさんたちを見送りもう一度受け付け会場付近をブラブラ、ユキヤウキョウのトークが行われていた。
5時予定のオクマ行きシャトルバスが4時半と早く出てそれに乗れて良かった。
風は結構吹いているが車窓は去年と大違いの穏やかな海と夕暮れ。
明日の追い風に期待。
リゾートオクマでは長崎福岡組で相部屋のメンバー揃えてあり話がしやすかった。
福岡の有名強豪選手ネコバスさんからはいろいろ興味深い話も聞けた。
ゼッケンなどの準備をしてシャワー浴びて適度に多めに夕食。
9時ベッドへ、10時消灯。
でもなかなか眠れず薬2錠、12時には眠れたよう。
8日レース当日。
5時前起床、食事取って脚つり対策の68番とウイダーとアスリートソルト摂取。
6時過ぎスタート地点行きバスへ。
喉の痛みはほぼ引いているし体調は悪くない。
朝食のロールパン2個ジャム詰めて捕食に持参。
送迎バス7時過ぎには辺戸岬着。
自転車受け取る、問題無し。
JINさんに挨拶、気合い入ってるyuujiさんもお見かけ。
スタートまで時間に余裕あり過ぎ。
辺戸岬駐車場では風が強い。
スタート地点前後を自走でゆっくりアップ。
心拍の上がりも良く調子は悪くない、不安なことは何も無かった、この時は、自転車も完璧。
替えチューブとタイヤレバー工具の入ったサドルバッグを自転車から外しフロアポンプにくくりつけ預ける。
出走カードを投函し、捕食のパンとパワージェル1個飲んで9時前くらいにスタート順に並ぶ、例によって真ん中くらい。
天気は青空が所々見える曇り、時々陽が差す。
半袖半パンでオーケーの絶好のレース日和。
長く待ってもプロや市民200の選手がなかなかやって来ない。
頭痛がする、ヘルメットを何度か脱ぎ着する、喉痛対策も込めてロキソニンを飲む。
待ちくたびれたころプロの先頭集団、しばらくしてメイン集団が通過。
更にしばらく待って200の逃げ選手が通過するが様子がおかしい。後ろを気にするようで全速のレースモードではないよう、ヘルメットやジャージがグリーンぽかったのでまさかRoppoingiExpressさん!?。
その後200の集団やジュニアや130の選手がいれ混じって通過。
130も行ったということは自分たち85が最後ということ、ほんの少し不安に。
チームメートとほんの一瞬でもいっしょに走るという希望も無くなってしまった。
自分たちの前の女子国際レースがスタート。
自分たちがスタート位置へ。
パラパラと千切れた200や130の選手が通過するがなかなか85はスタートする気配が無い。
どうもやはり何かトラブルがあったようで自分達のスタートはどんどん遅れていく。
各レースここの先で一度止められて再スタートしたらしい。
係の人からは関門タイムはスタート時間を考慮すると言う案内が拡声器を通じて何度も流れる。
元々のスタート予定時間9時43分頃から1時間近く遅れて10時40分頃やっとスタート。
2時間以上立って待っていたことになる、脚が棒。
集団で走り出すが脚が重くアップやり直しの感覚。
すぐ去年落車多発のトンネル2個無事通過。
集団はバラけず幅2車線目一杯。
センターラインのキャッツアイが危険、落車も起きていた。
追い風に乗って40KM/H前後、例によって息が苦しくなかなか楽にならない。
脚に力が入らなず軽いギアで110RPMとか115RPMとか回している。
100人くらいはいそうな集団、
去年の教訓からか集団内の声掛けも積極的で工事中で車線が半分になるシケイン部分もなんとか無事通過。
JINさんやネコバスさんら有力選手はずっと先に行ってるんだろう。
見通しがいい部分では45KM/Hくらいまでスピードは上がるが人数が多いのでカーブでは前が詰まりスピードがかなり落ちる、本当はこの集団の前に出て前を追うべきだが前に上がる力もスキルも無い。
登りへ向けて左折するところがだんだん近づくにつれ脚も呼吸も落ち着いてくる。
与那を左折する時も大集団なのでかなり危険、大声で注意を促す選手多数。
左折すると集団はすぐバラけ前が開く。
ここからが自分の勝負、ペースを上げて前の選手を一人ずつ追い越していく。
初めの緩斜面はアウターで立ち漕ぎ多用で登っていたがすぐ思い直しインナーシッティングへ。
去年と違い200や130の疲れ切ったような選手が多い。
自分としては重めの36-21のギアをメインに積極的にギアチェンジしながら登る。
心拍は170近くキープだが構わずハーハーゼーゼーやりながら登り続ける。
~とらないで~を過ぎて頂上、急な下りとカーブをこなすと普久川関門、ジャージ着た選手が何人もボトル配りをしている。
見たことある有力チームジャージ多数ちらっと見えたキッズジャージは130に出走したHiroさんだったかも。
ここからしばらく下りその後アップダウンが続く。
立招のスタッフの人や沿道の応援にはなるべく感謝の気持ちを表しながらペダル回し続ける。。
去年のように自分よりずっと実力が上の選手が後ろから追いついて来ることはほとんど無いが少しでも力抜いて流すかんじになると登りでも下りでも他の選手が前に出る。
いつも以上に下りは思い切って行っているつもりだし自転車の限界はもっとずっと上なのだが下りで抜かれ長めの登りで抜きかえすを繰り返す。
それを繰り返しながら前に追いついていけばいいのだがそこまでペースは上がらない。
数人で固まったりバラけたりしながら前に進むが自分の中に後半のためほんの少し力をセーブしようという気持ちがあったと思う。
高江関門直前正午のチャイムが流れるのが聞こえた直後左手目に入ってきたのは赤い大きな旗。
それが何を意味するのかに気付かないうち目の前にはコースを封鎖した審判員の姿と高江共同売店に誘導するスタッフの方々。
レース終了。
自分の目の前にはまだ5名ほどだけ、時間切れで脚切りに合ったと気付くまでしばらくかかった。
認めたくなく諦めきれず叫びながらハンドルを叩いてしまっていた。
行かせてくれた家内や家族のこと、今までやって来たことや気持ちが足り無かったこと考えると眼の奥がつーんとする感覚。
あと数分がなぜ出来なかったのか。
あっという間に売店前は選手とカーボンディープリム履いた高級車で溢れる。
計測チップを返却し一息ついて落ち着く。
目の前には回収トラックと送迎バス、残り距離40KM。
サイクリングペースだと2時間近くかかりそうだが自走で帰る選手が少しずつ走り出して行く。
しばらくいっしょに走ったリキガスカラーキヤノンデールに乗る選手に挨拶して自分も沖縄サイクリングに出発。
レースでは出来ない記念写真を撮ろうと福地ダムでは停車。
足切りにあって分かったが各関門にはエイドステーションのように冷たいお茶やスポーツドリンクとバナナが用意してある。
ちょっとした登りでも脚がいっぱいいっぱい。
平良の海岸線は沖縄らしいコバルトブルーの海眺めながら。
地元や天草の海も最高にきれいだがやはり色が違うと言うか濃い。
プロカメラマン確認、レースじゃないよと思って目が泳いでしまう。
向こうは買ってもらう写真撮るのが仕事なので足切りに合ってようが関係無い。
まだ沿道には応援してくれる地元の方々がいっぱい、申し分けない気持ちで見かけ一生懸命足回す。
有銘の登りまだボトルを配っていて有り難く申し訳なく記念に頂く。
源河。この辺りから一般車が通行始める。
下りきり源河からの平地は東京理科大サニーサイドの選手といっしょになり30オーバーで気持ち良く流す。
渋滞の左側をすり抜けつつ対向車線のいつものゴールはもちろん駆け抜ける事は出来ず信号を待って横断歩道を渡り市民会館のメイン会場へひっそりとゴール。
会場で地元のKさんHさんと合流してブルーシートの上でシューズ脱いで沖縄そば
二人はもちろん130キロ完走。
後でリザルト見るとKさんは28位!さすが。
聞くとずっと集団に付いていたがかなり苦しかった、引き回しの刑と思ったが耐えたとのこと。
自分に無い気持ちだ。
カーボンさんやJINさんが自分を見つけて声を掛けてくれる、有り難い。
もちろん表彰式やパーティーに参加する気持ちも無く(レンタカーなので飲めないし)自転車を片付けネコバスさんやタカシさんに挨拶して那覇へ戻る。
ホテル空港ビール飲みまくり

今の気持ち、とにかく悔しい。
舐めていた。
自転車に申し訳ない、自分みたいなヘタれに乗られて。
(特に200だが)とにかく高江の関門が大事というのいろんなところで良く読んでいたのに甘かった。
一踏み一踏みをもっと大事に考えていれば関門通過出来たはず。
今年ある程度満足出来る結果出しておきなわに未練を残さずアイアンマンに向け気持ちの切り替えをしたかったのに。
ランはある程度好きだしスイム泳げばそれなりに気持ちいいのだがとにかく自転車が好きだということ再確認した。
おきなわ終わったから明日から五島に向けて練習という気持ちになれない。
もう一度完走を目指して練習するとしたら何をすればいい。
何も考えず今以上の距離時間を乗れば良いのか。
年齢という下りエスカレーターに対抗して早足で上っているという感覚が凄く加速。

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