壱岐詳細。

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レース前日6日。

朝7時クルマで出発。
出る時は曇りだったが佐世保あたりで小雨。
フェリーターミナルでは雨は上がったが路面ウェット風も強く先行きが不安。
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フェリーの中ではmakotoさんとご一緒出来た。
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壱岐に上陸しても空はどんより,霧雨が断続的に降る。
気を取り直して荷物担いでスニーカーで自転車漕いでえっちらおっちら宿へ向かう。
宿の民宿まで約9KM
しばらくゆっくりして着替えて受付と試走に向かう。
受付が始まるのを待っていると福岡のグループが来られそのうちのお一人から声を掛けていただく。Yahoo!ブログのTUNAさんだった。
いつもブログで見るlookと違っている気して気がつかなかった。
天気のせいもありなんかやる気も出ず揺れたフェリーの影響か少しフラフラする気もするし
去年今年の試走は短めにしようと決めてたのだが
でもまだ受付に来る人も少なくいっしょに走るような知り合い来そうもないので取りあえずコースを逆周りして猿岩まで行くことにする。
雨はほとんど止んだが風が強い。
見通しのいい所では身体が横に持っていかれそうになる時あり。
疲れてるという感じでは無いが脚が重く回らない感覚あり。
なるべく脚に負担掛けないように軽いギアでいこうとするとほとんどインナーロー(^^;
また変速の不調も起きていていやになる。
ギアが上がり難く落ちるのも遅い、ワイヤーが古くなって交換時期ずっと過ぎたまま使ってるような感じ。
やはりディレーラーやフレームが使いこまれた中古車だからだろうか。
すれ違うグループは強そうなライダーばかりで去年より順位上げるなんて無理だなと思う。
コースから少し外れ猿岩まで。
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でもホント目蓋のところとか生き物そのもの、歳とった猿が物重いにふけっている。
帰りは正規のレースコース順に走る。

猿岩入り口登りの頂上付近から猿岩方面を臨む。
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追い風もあり身体も温まったか前半よりは調子良くなった感覚はあるが流して走ってるような選手からも追い抜かれる。
登りではクルクル回したいと思ってもギアが足りない。
この自転車も力のある選手が重めのギアでダンシングで乗るのが向いてるのかなと思う。
受付会場に戻るとかなり沢山の選手が集まっていた。
またmakotoさんとも会えたし帰り際試走から追い込んで帰ってきたタカシさんトラさんとも会えた。
フェリー下船後試走宿まで 43.8KM,AV20.6KM

試走後少し散歩、趣きある店もあり。
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宿に帰り入浴後夕食、品数も多くボリュームもあり満足,と言うか食べ過ぎ。
居酒屋兼民宿なのでレース前じゃなければ飲みながら食べたい感じ。
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山口からの方といっしょになり食べがいがありますねと声かけられてからしばらく話す。
明日は風が収まり穏やかな天気になることを願って就寝。

レース当日 7日。

5時起床。
コーヒー買いにちょっと散歩。
薄曇り,まだまだ風は強い。
大会の日はいつも失敗する朝の身体の軽量化はいまいちだったがいつもよりは増し。
昨日の反省で朝食軽めにしようかと思ったが玉子掛けご飯とみりん干しが美味しくまたも食べ過ぎ(笑)。


十分な時間がありスタートオイルでのマッサージなどの準備は十分余裕もって出来た。
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6時50分宿を出て出走申告に並ぶ。
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いつもより少し早い順番に並べた。今年は自転車倒されないよう注意。
座って並んで待つ、周りにはPMさんと九大(見た目はOB?)まだまだ肌寒い。
出走申告、望外にいい14列目,その上今年から横並びが8人から6人になり余裕,パレードスタートだし
かなり気持ちは楽に。
問題のアップは今回は緩めにやろうと思っていた。
まずスタート位置前平地からトンネル出口をインナーローで何度も往復。
1度は橋まで行ってみてその後スタート位置裏の坂を何度か登って心拍165まで上げて終了。
8時25分ころスタート位置へ。
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周りを見ても最初からインナーに入れてる人が多く,もちろん自分も
2列前にタカシさんやTUNAさん。
今までで一番落ち着いてスタートを待てた、と思う(?)。

8時50分スタート。
スムーズに出れたが先導車がいるので集団が密集。
前が詰まると左右から抜いていく選手あり。
すぐ橋を越えて登りへ。
有力選手は加速。
自分もなるだけ周りの選手に抜かれないよう踏む、いつもほど周りの選手に抜かれない気もする。
心拍数確認するとストップウォッチ動かしてないことに気付きちょっと凹む。
アップ不足で呼吸は苦しいが170あたりなのでまだ大丈夫。
周りの選手も抜く人抜かれる人同じくらいの数でこのまま行きたいと思う。
上り頂上までもいつもより近く感じた。
下りに入るとやはりかなり追い抜かれるがいつもよりはマシかも。
自転車の安定感が前と違う、トラクションがかかっている感じ、ブレーキもカンパは効かないとも言われるがロックまでの幅が広い感じでジワっと効かせられる。
先頭集団で落車が有った様でオフィシャルが止まってスローダウンの指示出している左カーブも苦もなく抜け
永岡スタンドで国道を横切り道幅が広くなり建設生コン右折最後の下りへ。
この辺りで集団作っとかないと後がキツい。
なるべく着いて行こうと思っていたPMさんは前の集団でだんだん離れて行った。
でも去年と違ってまだまだまわりには沢山の選手たち。
脚温存したくなるべく前引きたくはないがそうこうしていると集団の中でもどんどん後になってしまうし走力が少し上の人たちはどんどん前に行ってしまう。
左折し田んぼのあぜ道のようなところを通った後若干の登り、ここで少し前に出て前を追うが追いつけず、無駄脚。
パワージェル補給する間後のグループにも先行されトンネルのあたりで前と間が開いてしまう。
ここが痛恨だった。
後に人が着いたり離れたりしてる気がするが芦辺港の30KM選手の前もみっともなくヘロヘロで走行。
平地暫く単独になり前後のグループと差があまり変わらないまま無駄に単独走。
今書きながら思ったがここが今回のキーだったかも。
8KMコースのゴール手前あたりで自分と前後の集団は一つに。
後の集団待って脚温存しても展開は同じだった。
後もよく見ないとね。
この前後ではPMユカリさんと同じ集団。
MTBのようなワイドレシオのスプロケットを着けてらっしゃるが驚くほど細かくギアチェンジをされてる。
アウターロー(多分ローは30Tくらい)も多用される。
機材には絶対の自信を持ってるのが伝わってくる。
勝負所のひとつ倉元建設の坂突入。
今回この坂と猿岩入り口の坂とコンクリ坂ではぜったい抜かれる人より抜く人の方を多くする事も一つの目標だった。
倉元建設の坂では集団で入ったが追い抜いた人の方が多かった(と思う、思いたい)はず。
ここではソコソコ脚は回り苦しそうに立ち漕ぎする人を一人二人抜いた気がする。
この後は走りやすい緩やかなアップダウンの道を走り(ここでパワージェル2本目)細い所を下って湯ノ本を過ぎ堤防みたいな所手前の車線規制の直角カーブを右折するともう猿岩入り口の坂。
先ず自分が登りはじめたがすぐに平地から勢いつけてきた5人くらいに追いつかれ左端の傾斜が急なところに追いやられる。
イン側は傾斜が急でギアが足りずたまらず立ち漕ぎ。
数名先行するが右カーブから傾斜が緩くなった所でシッティングで回す。
アップダウンをこなした後コンクリ坂。
最初から変速は不調だったが段々ひどくなっていてローに入り難くなっているし本番のレースで走ってみて36の23では少し足りないのが分かったしで正直登りはキツい。
が,コンクリ坂では路面が悪くかなりバイクが跳ねる。実際はこのあたりでは脚も無くヘロヘロなのだが体重も自転車も軽くフレームもホイールも軽くすごく跳ねる感じはするが跳ねながら前に進むな~という実感あり。
ここでは一人の選手をパス。
ここまで来れば残り数キロ。
ちょっと急な坂を下り左折すれば少しだけケーキ屋さんの平坦後上ってゴール。
ところが脚売り切れに向かい風でアウターに入れられず25KM以下のノロノロ走行。
ここで後ろからツナさんら数名の集団登場。
そのまま祥雲寺の坂へ立ち漕ぎで突入。
このままの順位守りたいと思いにじり登るが数名にパスされる。
鋭角に右折する時一人抜き返す。
ゴールまでもう一人も抜かれないぞと思うがゴール手前の3段坂もかなりの厳しさだがタカシさんの声援で加速!計測盤手前でもう一人抜いてヘロヘロでゴール。
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そのままチップ回収、ドリンクを貰い(残り少なかったコーラGET)思い出して止めたメーター、
1時間37分27秒 48.02KM AV29.6KM/H 88RPM MAX56.5KM/H(遅っ!)
心拍計記録取れず、多分AV165MAX175あたりかな。
公式記録1時間36分23秒。

終わってmakotoさんと体育館で表彰式待っている時yuujiさんに”壱岐終わりました、宮古はどうですか?”メール。すぐに返信年代別はもちろん1位だが総合では2位で悔しいとの事やっぱすごいわ、スゴ過ぎ。
いつも壱岐にも参戦されてたHiroさん宮古。上位で完走との事。

表彰式
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皆いい顔(若干1名4位でも不満な選手あり)、ブログ読んでるせいも有ってS本さんが感慨深げに見えた。

今年のチャンプA君のバイク。
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猿岩の坂ではアウターでアタックしたとか、三浦監督と一緒の集団でゴールすると必ずスプリントで負けるので絶対引き離してゴールしたかったとか。

クルマに乗せてもらえる事になりA君に自分のバイク積んでもらう時”これヤバくない!?”と言われる。
若者言葉で驚くほど軽いということのよう。
ターミナルで下ろしてもらう時にはKパパに紙のようと言われる。
逆にA君のEASTONのアルミエアロホイールは若干ずっしり感あり。

試走前や閉会式会場外などでもVXRS結構注目されてるような気がした。
前オーナーのオーラがまだ有るのか、やはり高級バイクだからか。
でもこのくらいのフレームは多い、EPもWSもいたしC50や595などはザラ、風は強かったがボーラなどのディープカーボンホイールもかなり見かけた。
KSYRIUMは中の上くらいの感じか。

その後はA君の入賞記念でKパパが壱岐牛ステーキをおごりTさんと自分も壱岐牛定食でご相伴。
土産物屋で自分用メインに塩うにと壱岐焼酎買って乗船、帰宅。

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