別大マラソン。

イメージ 10

別大マラソン、自己ベストで完走。

身体のコンディションその他考えると奇跡的だった。



月曜は快晴、最後のポイント練習という事でロング走。

イメージ 7

とは言え港を廻る練習コース、ハーフの距離を2時間弱とゆっくり。



その午後油断したかちょっと寒気がしたが気にせずいた。

翌日の火曜朝から体調不良、喉が腫れ微熱、身体もダルい。

やっちまった感いっぱい。

運動始める前は数年に一度扁桃腺腫らし数日高熱に苦しんだ思いがよみがえる。

でもレースまでになんとか復活したい。



水曜日は朝から病院へ。

風邪やインフルでは無いようなのはラッキー。

夜練は休む。

やる気無くしホテルのキャンセルまで考える。



木曜は一進一退、何とかなりそうでもあるがモチベーションは最低。

夜はホンの少しだけ様子見で走る。

イメージ 6

何とかなりそうな気もするしレースペースでは5KMも保たないような気もする。

カーボローディングは予定通り。

イメージ 5



金曜は予定通り練習は休みレースに備える。

カーボローディング。

イメージ 4



土曜、レース前日。

余裕もって出て高速道ドライブ。

イメージ 3

昼到着。うみたまご前で軽くジョグ。

イメージ 15

去年と同じく団子汁で昼食。




選手受付へ。

イメージ 2

Mさんと合流、調子良さそう、好記録を期待。

イメージ 1

去年はクルマでコース下見したが今日はもうホテルにチェックインしてゆっくりする。

ナンバーカード付けて補給食用意したり本を読んだり。

喉や体調は一進一退。

走れそうな気もするし、走り出したとたんにダメになりそうな気もする。

喉がヤスリで擦られるような痛みはあるが良い緊張感とともに10時消灯。




日曜レース当日、6時起床、去年と違い良く眠れた。

昨日ランナーズ広場でもらったバナナとグレープフルーツジュースを摂る。

イメージ 14

7時ホテルの朝食。

今回も選手や市民ランナーでもサブスリーの人達のブログなどを参考にカーボの参考にしているが、

どう考えても食べ過ぎ感でいっぱい。

体重も2キロくらい増えてるし腹回りのダブつき感もある。

先日引退した赤羽選手のブログでも大会前日前々日の夕食が載ってたがあんなに食べきれるものなのか。



8時ホテルを出てフィニッシュ会場の駐車場へ向かうが街中も濃い霧。

イメージ 12

雨と高温を覚悟していたが予報はだんだんと変わり夜降ったらしい雨は上がり大丈夫そう。

ただ喉が痛いし気温が高くなるなら雨のレースの方が呼吸が楽かも。



クルマを置きMさんと合流、送迎バスにてスタート会場へ。

イメージ 11

霧が晴れてきて陽が射し始める。

暑さは覚悟か。



地元やネットでの知り合いと合流し準備。

あずきさんとも会えて健闘をねがう。




一度晴れ間が出て陽も射し暑さを覚悟したが急に霧がひどくなり気温が下がる。

かなり肌寒い感じになり一度外したアームウォーマーやグローブを再度着けるランナーが出るほど。

自分はそのままいつもの半袖半パングローブ無し。

ポケットにはパワージェル3つとお守りロキソニン、いつもと同じ。




高校の同級生とも会い軽くアップ。

持ちタイムが3時間29分の彼、ほぼ最後尾からのスタートで前半押さえ丁寧に関門を通過して行けば完走出来ると再度アドバイス

と言いながら自分にも言い聞かせている。

朝起きた時はまだ喉が腫れてて綿を詰めてるような感覚はあったが人と会ってるうち気がまぎれてか、

実際良くなりつつあるような気もする。




11時半を過ぎゆっくりストレッチして仲間と別れそれぞれのプレスタート位置へ。

緊張が高まるが一度済ませたトイレにまた行きたくなる。

迷ったが11時45分くらいに意を決して小走りでトイレに。

そういう人もかなり居たし再度の軽いアップにもなったし行って良かった。




交通規制が始まりスタート位置へ。

2列ほど前にあずきさんの姿。

背が高いので目立つし一定ペースで走られるだろうから着いて行けば良いペースメーカーになってもらえるだろうが今の体調では無理か。




12月の中旬くらいだったかこのレースに向けての練習が気分的に中だるみになりこの2月2日のレースの日までの1月の毎日の練習内容を決めて紙に書き出した。

イメージ 20

最後の週に体調を崩し29日水曜の練習は出来なかったがそれ以外はこなせた。

とにかくなんとか今日も最後まで走り切りたい。

今日の作戦は一昨日考えた。

30KM走の練習では 10KM45分×3 が出来るのだからレースではよけい楽なはず。

30KMまでコンスタントにキロ4分半で2時間15分。

残り12KMを1時間、キロ5分は何とか行けるのではないか、でトータル3時間15分。

3時間15分なら自己ベスト。

とにかく最初突っ込み過ぎて後半失速の失敗を何度やった事か。

今日は失敗しない。



スタート。

イメージ 21

今年は持ちタイムも上がり名ばかりの陸連登録もした関係でゼッケンはかなり若くなったが参加者も増えているのでそれほど前になった感じではない。

それでもスタートロスは30秒くらいで去年よりは良い。

がしばらくは密集走行が続くが去年ほど走りやすい気がしない。

周りとのペースが合わず遅い人を避ける人が入り乱れペースキープが難しい。

体調もやはりいまいちで身体が重く感じペースも遅く感じ不安になる。

最初の1キロはやはり遅く5分くらいかかったか。

それからはキロ4分半を意識。

とにかく1KMに5分かからないペースを刻んで行く事。

Mさんにはすぐに追い越された。



別府市北部の折り返しに向けて行くに連れどんどん霧は深くなる。

髪がぐっしょり濡れるほど。

汗と混じって滴り落ちてるランナーも居る。

これが喉には良かった。

耳鼻科の超音波ミストの治療と同じ。

覚悟したよりかなり呼吸は楽な感じ。



5KM10KMと進むに連れ最初重かった身体も少しずつ楽になる。

今日は時計もよく見て遅く速くもないペースを刻む。

なるべくまわりのランナーも気にしない、一度抜いた女性に抜かれても(^^;



折り返してスタート地点方面へ。

去年よりいつまでもまわりのランナーが多いような気がする。

別大道路に入り名物の片側3車線のバンク付き。

やはり自分はバンクが付くと走り難い。

足首や膝に負担がかかって痛めそう、早く通り過ぎたい。



ハーフ地点あたりで地元の知り合いSさんに追い越される。

サブスリーランナーだが今期は故障その他であまり走られていないとの事。

スタート前には確実に3時間半切って来年の出場権取る事が目標と言ってたが、

一定ペースでゆっくり遠ざかる姿はいかにも実力のあるランナーに見えてた。

Sさんもちろん3時間7分という好タイムでフィニッシュ。



ハーフを過ぎるとかなり辛い感じになって来た。

30KMまでは楽に行く予定だったのだが。

とにかく30KM過ぎればペース落とせると自分に言い聞かせながらペースキープ。

イメージ 22

弁天橋や日鉄前で待ってるはずの仲間にも恥ずかしい姿は見せられない。

大分市街地に入り沿道の応援も多い。

弁天大橋の短い登りもキツい、がちゃんとKくんは待っててくれた。




トップ選手とすれ違う。

前田選手かと期待したが先頭は黒人選手。

10秒くらいで日本人選手、今井か。

地元の木滑選手期待していたが10位くらいを走行。




この産業道路が長く感じて辛い。

5キロ以上直線でほんの細かいアップダウンも脚に来る。

でもNくんファミリーちゃんと待っててくれた。

応援を受け気持ちが少し楽になる。




なんとか30KM地点。

ほぼ予定通り2時間14分台で来れた。

が予想以上に脚は消耗してる。

足を前に出すのが辛い。

大分市街地に入ってからは霧は殆ど晴れたが喉の方は楽になってる。

病気は去った感覚有り。




産業道路から右折し街中の通りへ。

イメージ 23

道が狭くなるし気分転換になって少し気分が楽になる。

30KMからは1KMごと時計を見てキロ5分キープ、油断してペースダウンしないように。

この辺りではもうヘロヘロの人しっかりした足取りで追い越して行く人などそれぞれ。

いつものように10KM毎にパワージェル摂り、さらに事前に無理して食べた感のあるカーボローディングも効いたかエネルギー切れは感じない。

途中給水も積極的に摂り飲み難い時は歩きながら飲んだ。

今日は腰やお尻や腿の裏側が消耗している。

でも35KMまではキロ5分を切れていることは確認。




一度産業道路に戻りフィニッシュ地点陸上競技場脇を通過。

完走は確信、とにかく自己ベストまでは諦めずに走る。

橋の上でKくんと会話。

同級生Mくんもちゃんと後ろから来ているということ。

それではこちらも恥ずかしい姿は見せられない。

ペースは落ち気味だが粘る。




市内中心地方面へ左折。

お城跡や県庁前を通過。

40KM地点。

Mくんが無事通過し完走することを願う。

自分は停まらなければ自己ベストを確信。

更に14分切りが見えるので橋の登りはちょっと押さえ橋の上からラストスパート。

一般の方からの声援も力に変える。

橋を渡り川沿いの道へ左折。

イメージ 24

まだ1KM以上あるが諦めない。

競技場入り口までさらに加速。

最後に追い越されるより追い越す人の方が多いのは自分としては画期的。

最後のトラック1周2分くらいかかるか。

右折しゲートくぐりトラックへ。

オレンジ色の路面がきれいだ。

タイムクロックが見える。

13分台は無理か微妙。

とにかく前の人を抜く。

最後の直線も(気持ちは)加速。

フィニッシュ。

3時間13分50秒台は確信。



具合が悪かったのにここまで上手くいくとは。

気温、霧、天候も味方し、足も攣らずお腹も痛くならず(パワージェル摂るとき腹痛の火種は感じた)ほぼ計画通りのペースで行けた。



先にフィニッシュしてるはずのMさんらの姿は見えなかったがMくんを待つ。

その前に3時間26分くらいでFさんフィニッシュ。

自分より5歳も歳上。

トライアスロンは継続しておりロングにも出られる。

スイムもバイクの練習も継続しながらのこのタイムでの完走。

すごい。



ゲート前のインフィールドで待つ。3時間半切れるギリギリのランナーが続々とフィニッシュ。

3時間28分過ぎ、ギリギリでMくんがやって来た。

40KMの関門を3時間20分で通過すれば後は歩いても大丈夫と言っていたがいいところで帰って来た。

記録は3時間31分とちょっともったいなかったが完走。

大分在住Kくんと合流してお互い健闘を称える。



三回生ランナーズ

イメージ 19

KくんとMくんと。




タイム。

イメージ 16

実際のタイム見てみるとやはり突っ込み気味に入ってゆるやかにペースダウンしている。

計画では前半95分100分の3時間15分と言ってても前半後半差が5分というのは希望的観測だったか。

今までの自分の事思えば去年のこの別大と同じく差が最小ではあった。

がやはり前半後半の差は7分以上ある。

もっともっと最初抑えていけば後半のペースダウンは押さえられるのだろうか。

差を5分くらいに出来れば3時間10分切りが見えてくるだろうか。



完走出来たことで穏やかな気持ちで帰りのドライブ。

スタート地点。

イメージ 13

帰りの高速、かすむ空に反射するような夕陽。

イメージ 9

帰り着き1週間ぶりの乾杯。

イメージ 8


イメージ 18


イメージ 17