日付変更線読了。
夏=終戦 という関係から書評を見て読んでみた。
ハワイの日系人で現代の主人公とその祖父世代の戦時中のふたつの時系列で話は進む。
人種や戦争のこと考えさせられる読み応えありの本だった。
主人公のセリフは村上春樹風、
辻仁成さん初めて読んだがなかなか読ませてくれた。
捏造の科学者。
かなり待って図書館で借りた。
自分は毎日新聞読者でこの著者も毎日の記者。
なかなか読み応えはあった。
ただ、読んでいけばこの事件というか出来事は単なるでっち上げということなのだろう。
中身は何も無かったと言う事なのか?
小保方さんは別にしても脇を固める外国の人も含め学者の方々お粗末過ぎて、ミステリー的謎解き的面白ろさがないので読書としてあまり面白くなかった。
しかしクライマーズハイでもそうだが新聞記者という職業はたいへんだ。
抱く女。
好きな作家桐野夏生。
1972年の女子大生が主人公。
最近のでは特に好きだったかな。
キャッチャーインザライ。
子供の部屋を覗くと本棚に村上春樹の新訳のペーパーバック風があったので何十年ぶりかで読んでみた。
ライ麦は、ちゃんと ”~しちゃうと思うんだ” 口調で書いてあって嬉しくなる。
自分は若い頃庄司薫にノックアウトされたパターンなので。