読書記録。

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沢木耕太郎氏の オリンピア ナチスの森で。


レニ・リーフェンシュタールが撮ったベルリンオリンピックの記録映画をもとにレニや選手たちの話などから当時の大会や試合の様子を振り返る。


東京オリンピックの今だから読みたくて読んだ。


読み応えありあり。


もちろんナチスプロパガンダ的な要素も大きかった大会だったが、

聖火リレーを初めて行ったり近代オリンピックの大掛かり化の始まりとなった大会。


その前のロサンゼルス大会などまで振り返っての日本人選手の生い立ちや練習の様子、遠く外国までの遠征、なかなか興味深く面白く読めた。


ライターが沢木さんなので読みやすさもありワクワク読み進める。


ベルリンの次の次が東京だった。


NHKのいだてんも総集編で見直して64年から2020へ。


因縁は続くのだなぁとつくづく思う。