ついに1週間前。
12月の防府後の軽い肉離れ的痛みは治らないまま。
秋からの花粉症的な喉の腫れ痛みも継続。
走れば足の甲の腱鞘炎も痛む。
別大走る走らないは別にしてもせめて1月中は痛み止め飲みながらでも練習継続しようとやってきたが気持ちも切れそう。
結局今シーズン一度も不安材料無しでスタートラインに立てることは無かった。
でもう目前。
この数週間投げやりな気持ちになってた。
そんなときツイッターで目にした言葉。
「何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。
報われないかもしれないところで、
同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、
私は、それこそが才能だと思っている。」
そうだよな~、出来るって分かりきってることならキツいこと面倒臭いことこんなに出来ない。
出来るか出来ないか分からないことにチャレンジしてるから面白がってやることが出来てる。
ということで多少気持ちは軽くなった。
とりあえずスタートラインに立てるということだけでも感謝して走ろう。
身分不相応な大舞台、関門にかかってもリタイアしてもいいだろう。
ということで今日の休日軽く走る。
いつものコースプラスアルファの15KM。
キロ5分半くらいでいければ。
まあ無理せず6分くらいでも。
最初はゆっくり入ったがだんだんペースが上がりまあまあ走れた。
足引きずるほどでないが痛みはあり。
帰ってシャワー浴びて大阪国際女子マラソン。
もう自分の方は1週間前なのでビール抜きで観戦。
地味なレースだったがいいレースだった。
日本人1位の福士選手。
ちゃんとマラソン走り切れた事はたぶん初めて!?
23分台までいけなかった事は惜しかったがフィニッシュしてすぐに放送席に入って普通に話してるのはスゴいかも。
自分は3時間半で走り終えた後でも30分くらいは無理なんじゃないか。
変なところに感心してしまった。
最近読んだ本。
金さんのマラソン指南書は何冊か読んで参考にもさせてもらってるが、
この本は全く違う自伝みたいな本。
でもかなりハマり込んで読み感動した。
国籍のこと。
早稲田での駅伝やその後リクルートでオリンピックなどでトップを目指していた時の話。
有森選手と出会い選手からコーチへ。
小出監督との出会いと別れ。
市民ランナーを指導するようになりそれまで気にしてなかった趣味で走ることの素晴らしさに気付いたり。
癌の手術から立ち直り5時間台でのフル完走、その後サブスリー。
かなり気持ちをもらえた本だった。
早稲田では有名な中村監督に師事されたそうで面白く読めた。
黒木亮氏の本でも興味深く読んだ中村監督の指導や奇行。
今度は瀬古さんの本や中村監督自身の本で読んでみよう。
箱根駅伝を歩くの方は紀行文って感じ。
まあ読み物としては面白い。
箱根の登り5区では試走中に事故で亡くなった人が居たらしい。
でその後試走は禁止とのこと。
でも金さんは早稲田入学してすぐ中村監督の目に止まり5区を全力で走らされたらしい。
で中村監督の期待に応え4年連続で5区を走り区間賞2回と活躍したとのこと。
5区に限らず今でも試走はしてそうな気がするが。