昨日のライド、後半脚攣りまくりと書いたが実際は攣りそうになるとだましだましゆっくり漕いだり停まったりしたのでピキーンと完全に攣ったわけではない。
だからもしレースだったらリタイヤになったことだろう。
でも昨日ほどいろんな部分が攣りそうになったのは初めてで驚いた。
グローブやアームカバーがいつも以上に塩田状態で真っ白、こんなになったことも初めて。
何が悪かったのか、やはり水よりポカリスエットの方が暑いさなかは有効なのか。
阿蘇望でこれだったらホントに地獄の4峠、、、。
まあでも強制リハビリみたいなもので昨日のロングライドは意識身体ともいい切り替えにはなったと思う。
疲れや筋肉痛も部分的に集中している感じではないので悪くは無い。
とりあえず今日は1時間軽くローラー回してリカバリー。
さて今年のツールが終わった。
一番印象的だったのはやはり最近ということもあってシャンゼリゼでのフミの逃げ。
あれには興奮した。
ところが昨日の逃げ集団は逃げ切れるかと思わせる気迫があった。
その中でも飛びぬけてフミが一番引いてたし(家族の前通る時先頭になる様がんばってたそうだ)。
敢闘賞はそれが日本人の贔屓目ではなかった証拠。
スキルもいいツール(tool?)だった、積極的だったしはつらつとした感じ。
主催者受けも良かっただろう、来年も呼ばれそうだ。
そう言えばレディオシャックはプロコンチーム?
ランスは来年出るのが当たり前みたいに言ってるがサーベロのようにそう簡単に出れるものなのか?
ユキヤも十分活躍したと思う。
ただ2ステージ5位がすごすぎたことと雨のバルセロナでの落車が響いてその後彼らしい走りが十分できなかったことが惜しい。
フミより先に出走決めたことで脚光も一人で浴びたしその分プレッシャーも大きかっただろう。
逃げたい逃げたいと言い続けたが叶わなかった。
多分チームからはスプリント要員あるいはトレイン牽引要員として最後まで体力温存して待機という指示が出ていたステージが多かったのだ思う。
実際は第2ステージの5位も最終ステージの20位もスプリントは展開の妙で左右されるので価値としてはあまり変わらないと思う。
(とすれば6回も勝つコロンビアがいかにすごいかだけど)
日本人二人いい意味でライバル視もあったろう。
このシーン、二人もカメラ向けられ照れくさそう。
フミの”幸也、カメラに手で5(位)ってやれよ~””やめてくださいよ~別府さ~ん”みたいな。
スタジオの栗村さんらもフミたちのマイクの声拾おうと無口という微妙な空気が流れた(笑)。
まあ今回のツールに関しては海外暦もフミの方が先輩だし貫禄を見せたということか。
とにかく今自分の中にあるのは二人に対するありがとうという気持ち。
ランスとコンタドール。
何度か書いているが自分はそんなにコンタドールにシンパシー感じていない。
強すぎて可愛げが無いとか強すぎてレースが面白くなくなるという感じ。
でも今回コンタドール自身のレース以外の部分での心労が分かりで最後の方はかわいそうになったというか勝ててほんとに良かったと思った。
ランスもほんとのことは分からないが隙あれば勝つ気だったろうし引っ掻き回して面白がってるのではないかという感じに受け取れた行動や発言がある。
そうでなければツール途中で新チーム発表したりしないんじゃないか。
ランス、骨折中だし大した人だとは思うが。
モンバントウーも今思えばアンディのアタックなど関係なくコンタドールが行こうと思えばブッ千切りでステージも取れたのではないか。
ランスやクレーデンを置いて行けば自分以外のチーム員の順位に影響が出るから行けなかったとかそういう指示が出てたとか。
今年のツール、面白かったかどうかと聞かれれば面白かった。
コンタドールもランスもカベンディッシュも飛びぬけてすごいとは思う、でも日本人二人が出てなければ面白かったかどうかは微妙。