金曜日夜少し走り翌土曜日の朝起きると足の痛み悪化。
日曜のレース走るかどうか悩みながら会社で年度末の仕事をこなす。
レース当日、去年より駐車場厳しいと予想して5時に早起きしてクルマ飛ばし会場入り午前7時半。
クルマではアジカン大音量で気持ちをアップ。
天気は良い、風も収まったか。
気温はここのところ数日よりは下がった感じがするが走る時間帯には上がりそう。
足の痛みはまあまあだが走れば痛むだろう。
シューズはレース用ではなく練習で履き慣れた物にした。
去年のこの大会が初ランイベント参加。
まだたった一年。
同じ大会を走るのは初めて。
一年で自分がどれだけ変わったかを実感したかったな。
受け付けしてアップ。
アームカバーとグローブどうしようか迷っていたが無しに。
身体は重い。
運動してないのにカーボローディングし過ぎ(^_^
軽く走ってみれば足はやはりかなり痛い。
レースとはいえどこまで耐えきれるだろうか?
8時過ぎロキソニン1錠目。
もう一度サブグラウンドに行ってアップ。
少し痛みが薄らいだ気がする。
ウインドスプリント的に数回ペース上げて終了。
少しブラブラする、出店でシューズが安かったが売れ筋サイズはもうあまり無かった。
体調的にあまり知り合いにも会いたくなくてすぐに戻りクルマの中で時間潰す。
スタートは10時20分。
9時半も一度サブグラウンド行って軽くジョグ。
薬は効いてきたようで確実に痛みは楽になってる、いけるかも。
10時前ハーフ参加者が貯まっているあたりに行ってストレッチしながらスタート招集を待つ。
10時10KMコースの選手がスタートして行く。
競技場内のスタート位置へ。
前の方に並んでいたら後から出てきた申告タイムのプラカードの1時間20分と1時間30分の間だった。
身分不相応かとも思ったが回りの人がまああまり変わらないレベルの人っぽかったのでそのまま。
今日もゲストは寛平ちゃん、あまりスタート前のコメントは耳に入らずスタート。
去年に比べ前に並んだのでまあまあ走りやすい。
アップの時より更に足の痛みは緩んでいる。
路上に出ても軽めのいいペースでいける。
いけるかも、その時は思った。
最初距離表示が分からず3KMと5KMを確認。
足の痛みもなんとかなりそう。
距離確認出来た3KMは13分とスタートの混雑で少し遅く気持ちペースアップ。
5KMで21分と目標ペースに乗せれた。
ただ薬飲んだ時特有の呼吸に合わせて喉をヤスリで擦るような痛みあり。
ここまではかなりの左斜めの向かい風。
このあたりまでは前の人をゆっくり少しずつ追い越していける。
高速道の下くぐり折り返してからの河川敷土手上は追い風気味でここからペースを保ちながら呼吸を整えようと思ったが急激に足の痛み悪化。
リタイヤが頭に浮かぶ。
足の痛みだけでなく息も苦しくなりキツい。
追い風になると強い日差しのせいでかなり暑い。
夏のゆうやけマラソン参加しようか考えていたところなので真夏に走れるのか不安になる。
ずっと目の前走っていた女性ランナーに応援の人が女性6位だよと声かける。
ああ自分ここまでいいペースで来たんだなと実感、でもそれと逆に気持ちも切れかける。
足の痛みだけでなく練習不足からかペース維持がキツいというか無理でだんだん遅くなる。
後続ランナーにどんどん追い越されるようになる。
10KM地点43分、どうするか迷う。
この後キロ5分でも最後まで走れれば去年のタイム程度ではフィニッシュ出来るかも。
でも抑えたペースなら痛みが緩らぐわけじゃない。
半分までは来れたがまだ半分残っている。
12KM地点のエイド前の橋が見えるところで更に足の痛み悪化。
ああこれでは明日から歩くのも出来なくなり仕事や生活に影響出るなと思ってリタイヤ決める。
土手の上コース脇の草の上歩いて収容バスまで、遠かった。
係りの人に聞くとやはり最終ランナーまで待って出発するとのこと、1台しかいないので当たり前だけど。
すぐにバスには乗らずに補給所の手前、観客の人に紛れて応援しながら他のランナーを眺める。
自分のすぐ後、ハーフ1時間40分、50分くらいの人はホント多い。
すぐとなりで小さい女の子ふたりお母さんとチョコレート配りながら走ってるお父さん待ってるようだったが
このあたりのランナーはほとんど女の子たちに気付かずが少し可哀想な感じ。
時間が経ち通過するのがだんだん遅いランナーになってくると小さな女の子がチョコレート差し出しているのに気付く人が増えお礼言いながらもらって行く。
もらってもらうのは嬉しいようだが知らない人が近づいて来たり頭を撫でられたりするのは緊張するらしく顔が強張る。
長く待ってやっとパパがやって来た時はホント嬉しそうな顔だったのが印象的、見てるこっちも嬉しくなるふたりだった。
ただパパに渡すチョコレートはもう売り切れてたが(^_^。
かなり長い間ランナーを眺めていたがだんだん疎らになり寒くもなってきたのでバスに。
腕時計とクルマのキー以外何も持ってなくiPhoneもクルマに置いて来たのですることも無く退屈。
iPhoneがあれば写真も撮れるしFBもブログも書けた。
長く待ち最終ランナーを見送った後数名のリタイヤランナーを乗せたバスはやっと出発。
順調にいってちゃんとフィニッシュ出来てたら3キロコースに出てる同級生探そうかと思っていたがそれも無理な時間帯になってきた。
バスはさらに途中のエイドステーションで停まりリタイヤランナーを待つ。
結局会場に帰り着いたのは1時半頃で3キロコースもフィニッシュした後だった。
バス降りて計測チップ返却に脚引きずりつつ行くがフィニッシュ後の場所は撤去されててどこか分からない。
予想以上の歩き難さ、明日からが思いやられる。
本部受け付けに聞きに行きそこへ返却。
クルマまで戻るがまたそれが遠い。
ゆっくり歩いてなんとかクルマまで戻る。
帰りは天気もいいし時間もあるので高速代の節約も兼ねて好きな海沿いの一般道を帰るかと思っていたが待ち疲れと精神的にぐったり、予定よる1時間以上遅くなったしで高速でさっと帰る。
ここ数日、リタイヤなど悪い方のことは考えない様にしていた、というか何とかなるだろうとしか考えていなかった。
浅はかと言えば浅はかだが。
でこうなってしまえばこうなるのが当たり前とも思っている。
でもクヨクヨ悪く考えがちな自分にしては不思議と落ち込んだり後悔はしていない。
5キロのペースやその後の事いい部分を考えれば足さえ痛くなければ1時間半切れたと思うし
足はさらに悪化させてしまったが10KMのいい練習だったとも思っている。
が秋のマラソンシーズンインまではちょっと余裕あるし一度気持ちをリセットするいい機会にしたい。