かなりインパクトを受けた沼地のある森を抜けてに続いて梨木香歩氏。
この作品も現実と異界との二重のストーリー。
主人公のひとりが旅する異界の描写がこれでもかとすごくて自分の貧弱な想像力ではなかなかついていけなかった。
RPG的な感覚なのだろうかゲームなどしない自分ではなかなか読み進みづらいところもあった。
でも現実世界の話の部分はすごく好きだし読み終わるのが名残惜しいくらいであった。
家庭という言葉には庭という字が入っている。家族には庭師がいるという表現も刺さった。
次は有名作品西の魔女を読むので楽しみ。
しかし女性作家さんたち凄すぎる人多過ぎ。