西海トラ2。

ウェット脱ぎながら一応小走りでトランジッションへ。

スイム後半で全然使って無いつもりの左脚が攣りそうな感覚あり。

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身体が濡れていると脱ぎ着し難いので今回初めてバイクジャージとパンツをウェットの中に着ているが

さすがに速い人のように靴下無しは怖いので履こうとするがなかなか履けない。

なんとか片方履くとマーシャルの人が来てゼッケンが見え難いと付け直される。

休みたい気持ちはあるのだが何か早くしてくれ~と焦る。

で何とかバイクスタート。

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まずストレートだが驚くほど脚に力が入らない。

ジーンと痺れているような感覚。

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すぐにAちゃんやヒロ君らが応援してくれてる登り、ヘロヘロの立ち漕ぎを披露、でも有難い。

元々試走した時、今回はダブルレバーで変速がやり辛いファニー号という事もあって、2周回ずっとインナーで行くと決めていた。

ギアが足りない所は惰性で走ると。

ところが結局平地はほとんど向かい風でインナーで十分、後6段の軽い方4枚くらいしか使わなかった。

1周目の半分ほどまでほとんど前の選手抜けず気持ちもダウン、一体何やってんのかなと思う。

峠ではアイアンマンでも調子悪かった池形選手!?が停まってみんなを応援してくれていた。

腐るばかりでは応援の自元の人にも悪いしだんだん脚も元に戻って来たのでバイクパートで流してどうするんだと気持ちを取り直し下ハン持って気持ちを込めてペダルを踏んでいく。

登りはほとんど立ち漕ぎ。

バイクパートで追いつくのは無理かなと思っていたスイムが速いMパパに1周目で追いつき登りで先行。

造船所内でKさんとスライド、直ぐ追いついて来てしばらく一緒に走り彼はトランジッションへ、30分以上速い、自分も自分なりに走らなけりゃと2周目へ。

2周目はランに脚を残す事を頭の片隅に残しながら応援にも応えながら自分なりに楽しんで走れたと思う。

前よりも応援が増えていて有り難い。

ただ時計を見るとバイクに目標タイム大幅超えの1時間20分ほど掛かっている。

でも、古くて安いタイヤ、前輪は特に、パンクしたらリタイヤ覚悟だったがファニー号良く走ってくれた。



でまたトランジッション。

靴を履き替えるだけだがもっとゆっくり休憩したいという自分の気持ちに反してグローブしたままランコースに向ってしまう。

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コースに出た所でデジカメ構える家内発見、グローブを渡す。

写真で見るともう既にかんかん照り。

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バイクの走りはじめと違って気持ちとは裏腹に脚が前へ前へ出る、

歩幅はごく小さいが押さえていけという頭に逆らって。

ランで考えていた事は坂でもエイドでも絶対に歩かない、でも小股でゆっくりで無理しない、最後にスパート、ということ。

商店街の坂を小股で登りコンクリ坂を下り背中のパワージェル飲もうとしたら何処かで落としたのか無い(がっくり)。

最後まで力が持つか少し不安に。

前に前にと焦る気持ちと押さえていけと言う自分。

あっと言う間に2KMのエイド。

スタートしてしばらくして顔出した太陽がランに入って容赦無く照らしジリジリ日焼けが進む。

それに、ウェット着る時擦れないようにワセリン塗る必要があるみたいだが自分達仲間がほとんどみんな使っているシロモトのウェットはワセリンの必要は全く無い。

ところが今回バイクランのジャージを中に着たまま泳いだがジャージの襟がウエットに挟まったままだった右側の首が擦れていて走り出すとヒリヒリ痛み出した。

あと普段夜のラン練習時は10KMあたりまでは全く水分摂らないので加減が分からないのだが

喉の渇きに対してどのくらい飲んだらいいのか分からない。

飲み出すと止めどなく飲みそうで。

もうミゾオチに射込む痛みもあるし水飲むとお腹下るし。

結局エイドでは走りながら水をもらい一口飲んで残りは頭に掛け、スポンジで首の傷や顔を冷やす。

これでかなり楽になった。



走りながらとにかく折り返しまでは無理しないと繰り返し繰り返し、

でも無理しないとか言って怠ける言い訳を自分に対してしているのではないかと自問自答しながら。

ホテルの後の入り江の遊歩道は前走者の背中を追いかけトマト畑の坂も小股でこなして進む。

民宿の坂では地元Iさんが最後尾車数台引き連れた大名行列状態でバイク力走中。

すれ違いながら声を掛けもさらに進むといつもより近くに折り返し地点。

遅いが思ったよりペースは落ちてない。

有名な民宿のスイカも食べたかったがお腹下るといやなので丁重にお断り。

民宿の坂下った後の焼酎工場からペースを上げてみようと決める。

でもこのあたりで12時の時報を聞く、3時間切りできなかったなと。

とりあえず前に見えるOさんの背中を見ながら走る。

ピッチストライドとも気持ち上げ。

造船所入り口手前辺りでOさんをパス。

フェリー乗り場辺りで前にKくん、必ず追いつこうとペースアップ。

コンビニ前の信号で追いつき気を使ってくれたのか道路を渡る時自分を前に。

そのまま1KMほど一緒に走り新しいチームフラッグ持って待っててくれたIさんと次男と供にゴール。

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タイムは3時間4分で一般部門115位(完走約170人中) スイム49分169位 バイク1時間21分87位 ラン54分80位。

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前回の3年前とほとんどタイムは同じ。

スイムが50分のタイムアップ寸前(後で聞いた噂では波がひどかったからか5分延長されたらしい)で予想より+4分、バイクも予想より+6分、ランが予想より-1分。

冷静に考えると大会での火事場の馬鹿力というかそういうのに期待していた節があるので当たり前だが実力通り。

しかし3種目の中で一番慣れているバイクよりランの方が順位がいいというのは嬉しいような悲しいような。

確かに練習してて面白かったのはランなのだが。



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大会会長に感謝。

今回もかなり地元の方々の声援に気持ちをもらい前に進むことが出来た。

そのお返しが自分たちは出来ているのかな。

事前の道路の清掃路肩の草刈など走っていてかなり準備に手がかかっていることが分かった。

バイクコースでカーボショッツの袋二つ発見。

ちょっとムカッとしたが自分もランコースに知らない間に落としていた、反省。

大会運営費のうちエントリーフィーで賄えるのは40%だけとのこと。

そのうえ選手の数と同じくらいのボランティア。

ほんと遊ばせていただいてありがとうございます。

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