2021-01-01から1年間の記事一覧

読書記録。

沢木耕太郎氏の オリンピア ナチスの森で。レニ・リーフェンシュタールが撮ったベルリンオリンピックの記録映画をもとにレニや選手たちの話などから当時の大会や試合の様子を振り返る。東京オリンピックの今だから読みたくて読んだ。読み応えありあり。もち…

うち映画。

最近よく聴くバンドの歴史番組。アマプラにて視聴。面白い。本国では絶大な人気だったのに日本ではそれほどでないのが何となく分かる。こんな素朴な音楽ながら絶大な支持を受けたバンドとリーダーのジェリー。カリスマとか軽い言葉では言えないけど、自分が…

読書記録。

ミステリー大賞のこちらも一気読み。内容はある意味重いが脳チップなどSF的に思えば精神的な負担なく軽く読める。人が何人も死ぬし主人公も殺すしでもエンターテイメント読書。登場人物のキャラクターも良くて推理小説らしさもあり今時のミステリーを堪能。

読書記録。

一気読み。島本理生さん初読み。頭のいい人が書いた良く練られた筋書き。節々の言葉使いも柔らかく温かく良かった。救いがあるストーリーで最後まで読んで救われたかな。

読書記録。

大好きな角幡氏。これも読書記録。だが単なる書評でもなくやはりぐいぐい読ませる角幡節、面白い。かなりの読書家のようで何十冊という本がとり上げられている。これだけの方でも読みきれない量の興味ある本が世の中にはあり買っても読みきれない本が溜まっ…

読書記録。

エッセイってになってるけど、やはり森見登美彦という作家が登場する物語って感じ。いつものファンタジーの方が好きかなぁ。本書もある意味ファンタジーなのだがそれなら夜は短しなどの方が良い。これも連載ものだった。

読書記録。

最近は読むのが捗らないが、いつも次なに読もかとばかり考えてるので書店では好きな作家さんやアーティストの本眺めている。ハマって読める本を求めてる。三浦しをんさんも好きな作家さんだが、この方に限らずいろんな媒体に書いたコラムなどをまとめた本は…

うち映画。

アマプラにて視聴。公開時から見たかったのだが予想と違う感じの映画だった。北欧らしい映像は良かった、特殊メイクもすごい。ただストーリーはちょっとついていけなかったかな。賛否分かれる映画、すごく好きな人すごく嫌いな人いるだろうな。

うち映画。

アメリカンユートピア観たくても観れんので昔のを鑑賞。まあそれなり。

うち映画。

ちょっと前話題になっていた映画、日本映画専門チャンネルで視聴。自分は庄司薫で出来ているので東大の全共闘は敵だが三島由紀夫のこともあまり知らず観た。子供のときリアルタイムで自決のニュースを見たり聞いたりしたのは覚えている。警官の警護を断って…

うち映画。

ネトフリで視聴。マフィア映画やミュージシャン映画でリスペクトしているスコセッシ監督。大作ということで公開当時はこちらでも話題になった。ほとんど音楽や効果音は無く、山や海がまだまだ人の手が入る前の姿が単に素晴らしい映像。台湾での撮影らしいが…

読書記録。

長崎にゆかりの話ということて手に取ったが?久しぶりに心揺さぶられる読書だった。日本人の純粋さと頭の良さと狡さを感じる話だった。遠藤周作もキリシタンだし、当時はカトリックにはかなりの衝撃作だったのではないか。キリストは信者になにをもたらして…

読書記録。

表題作、小川洋子さんらしい作品だったけど、ちょっと苦手な感じ。密やかな結晶とも似たような。破滅に向かう主人公?最後まで違和感とともに読み進めた。

読書記録。

久しぶり森見氏。期待の京都の宵山のおはなし。短編集の形式を取っているが時系列を行き来しつのストーリー。これぞファンタジー、やはりいいわ森見さん。

うち映画。

ケーブルTVのBS12にて鑑賞。同性愛ものは苦手だがいい映画だった。映像、大自然の景色や音楽も素晴らしく、ストーリーを追わないで眺め聴くだけでもいいのだが、役者さんがみんな素晴らしい。主人公二人の少ないセリフで視線の動きなどで微妙な感情を伝える…

読書記録。

柳美里氏 JR上野駅公園口。前から読まなくてはと思っていた本。重苦しい文体で福島出身の主人公の一生を辿る。一般的な感覚からは排除されたホームレスという立場ながら、読み進めるうち主人公の方が普通の昭和から生きた日本人の典型のように映る。重い文章…

読書記録。

買ってきた。面白くて面白くて一気読み。下調べ、行動力、困難に当たったときの判断力、そして文筆力。角幡さん上手いよなぁ、読ませる。

読書記録。

好きな作家さん小川洋子氏と制作ユニット クラフトエヴィング商會とのコラボ作品。不思議な小説、でも嫌いではない、というかかなり良かった。小川洋子さんが投げた(書いた)文にクラフトエヴィング商會さんが作品で返答するという形。返答文も作品の写真も…

読書記録。

いまいち入り込めず上巻の途中で映画版を観る。自分の音楽知識ではついていけずギブアップ。と思ったが、途中で止めるの気持ち悪いからなんとか読了。いい音楽を素晴らしい演奏をどこまで言葉で文章で表現出来るかの実験って感じ。映画の宣伝コピーで映画化…

うち映画。

以前から観なきゃと思っていたがなかなか躊躇していた映画。思ったより、内閣府がSFっぽい描写だったことなどで、普通のフィクション映画っぽかった。それに対して編集部はリアルで日航機事故を描いたクライマーズハイを思い出した。その点ではより熱い時代…

読書記録。

自分の高校ではあったかどうか記憶が定かではないが、普通にありがちな持久走大会とか夜間歩行訓練とかそういう行事が舞台。普段の授業中とかの校内生活とはちょっと違うシュチュエーションで同級生との会話、いつもとは違う深い部分まで会話が進む。映画に…

読書記録。

尊敬する作家さん小川洋子氏。すごい作家さんとは思うが、とはいえあまり心底自分に合う作品と思えたものは猫を抱いて象と泳ぐくらいか。本作も小川洋子氏の作品のなかでは代表作ということで手にとったがなかなか手強かった。この作品も主人公のストーリー…

うち映画。

好きな森見氏の原作映画をBSで鑑賞。映像は中村祐介氏、エンディングテーマはアジカン、最高であった。準主役の声の星野源氏も良かった。原作の不思議な世界観を上手く、というかアニメという表現を通してある面ではそれ以上の世界を見せてくれたと言えるん…

読書記録。

好きな作家さんの上位に入る角田氏。以前読んだことあるようなないようなと思いながら読み進む、本というか読書というかそういうことについての短編集。読んだことあるような無いようなという感覚がこの本のテーマのひとつにあるように感じる。自分は乱読で…

読書記録。

これはさすがに人気作品だけあって読みやすくいいお話だった。沼地からと裏庭と比べてクセが薄くて爽やかな感じ。その分ちょっと物足りない感じもあり、小品だし。せつないお話だけどおばあさんと孫、こんないい関係の祖母と孫娘はなかなかないだろうなぁ。…

読書記録。

もちょっと読みやすく引き込まれるミステリー仕立ての文章を期待していたが。大学の歴史の先生から講義受けてる感じの文。講義と思うとちょっと眠くなる感じかなぁ。でもこの中世のヨーロッパの街の感じは分かる。鼠捕り男から笛吹き男へ、中世の世を思うと…

読書記録。

かなりインパクトを受けた沼地のある森を抜けてに続いて梨木香歩氏。この作品も現実と異界との二重のストーリー。主人公のひとりが旅する異界の描写がこれでもかとすごくて自分の貧弱な想像力ではなかなかついていけなかった。RPG的な感覚なのだろうかゲーム…

おうち映画。

公開時映画館で観てすぐレンタルか何かで観てそれ以来かな。やはり何度見ても引き込まれる。監督こだわりの走る映像は素晴らしいし、純粋に走るのはいいなと思わせてくれる。朝夕の林遣都のジョグ姿は手足が長くフォームもなかなかきれい。俳優さんたちもか…

映画。

お酒飲みながら観る映画ではなかった。

読書記録。

ミュージシャンとしてもリスペクトしているが書き手としても大した人と思ってるサオリ氏。ウイスキーの項、最高である。