2023-01-01から1年間の記事一覧

読書記録。

応援したい個人書店の店長さんの自伝的手作り本。 前作書店を開業して軌道に乗るまでを書かれた本は大変面白く興味深く読んだのだ。 本作はその少し前の会社人生活を詳しく書いてありほんとうに本や書店が好きなことが伝わってくる。 また子供時代の頃も少し…

読書記録。

ずっと前から読まなければと思っていた作品。 主人公秋山兄弟や正岡子規のまだ若い頃の話。 面白く読めるのだが、 一巻ではまだまだ日露戦争には程遠い。 先を見てみると八巻まである。 一冊読むのに下手すれば一か月近くかかる。 ひとまずここまで。

そと映画。

お久しぶりのセントラル劇場にて。 ボウイ派ではない自分にはやはりかなりトゥマッチな内容というか演出というか。 サイケ映像表現にはちょっとついていけなかった。 いろんな年代のボウイのライブ映像やインタビュー映像などてんこ盛りでやはりスターという…

読書記録。

応援したい個人書店主さんの開業記手作り本。 本好きが良く伝わってくるし サラリーマン時代のこと、 開業を決めてからの場所探しや資金のこと。 大変興味深く読めた。

読書記録。

最近気になっているイラストレーターさん。 マンガエッセイ。 目のつけどころが好き。

読書記録。

またまた好きな森見氏。 有名文学作品5篇をお馴染み森見氏の京都の大学生たちを主人公に新しい解釈で書かれた本作。 山月記、藪の中、走れメロス、桜の森の満開の下、百物語。 原作は良く知らないがそれぞれ不気味さや冷ややかさや不穏な感じなど読んでて面…

うち映画。

アマプラにて。 天才で名声も欲しいままにしたブライアン。 ジャーナリストとゆかりの地をドライブしながらインタビューに答えていく。 今も音楽活動している穏やかな老人なれど、メンバーや家族が亡くなったり自分自身も健康を害したり順風満帆な人生ではな…

うち映画。

とにかく好きな映画。 70年代ロック好きに響くだけでなく、 それとは別に映画として良く描かれていると思う。 何年かに一回観るがお母さんがノマドランドやスリービルボードの女優さんだった。

読書記録。

以前敬愛する角幡さんがお勧めされてた本書。 この表紙に載っている水タンクを流用したゴンドラで熱気球太平洋横断に挑戦した記録。 筆者の石川直樹氏はこのゴンドラで冒険家神田道夫氏の助手として太平洋横断に挑むが失敗。 コンテナ船に拾われ九死に一生を…

うち映画。

地元同然の長与のお話。 外海や島原大三東のシーンもあったがいい映画だった。 自分も60年代生まれだがその年代匂い様子が良く描かれていたと思う? 良かった。

読書記録。

大好きな作家さん森見登美彦氏。 ただ京都でもなく大学生でもなく良く分からないまま読み始める。 主人公で語り手は小学四年生。 アニメ映画にもなってるらしいし子ども向けなのかなと思ったが子どもたちに読ませるような本かと思えばそうでもなし。 ラスト…

読書記録。

ずっと前にサラバ!読んでこれはすごい作家さんだと思ったがその後は読んでおらず。 たまたま手に取った本作。 所々にガイドブックの地球の歩き方が抜粋されていてなんだろうなと思いながら読むが終盤それが二重の意味を持ってくる。 最初からしばらくは西加…

読書記録。

文学作品らしい本だが難しいこともなく面白く読めた。 作者の生い立ちをベースにしているが自伝ではない小説。 いろいろなタイプの魅力的な女性たちが出ていくる。 が奥さんだけは馴れ初めも人物も詳しく記述が無い。 これも最後が唐突に終わる。 井上靖 ず…

読書記録。

(たぶん)初めて読む作家さん。 なんか以前良い批評を見た気がして手に取る。 きれいでまとまった感じで読みやすい文体だったし途中から何かが始まる感じがしてちょっと期待したけど終わり方は自分にはひびかなかったかなぁ。 2篇収録されている2篇目ヤー・…

読書記録。

以前三島由紀夫に興味持ったとき作品を何も読んでなく代表作ということで手元には置いていたがなかなか手がつかず。 やっとの思いで読み出してみると手強くちょっとついていけない。 だいぶ前の作品ではあるが文体が堅く難解。 主人公や登場人物も捉えどころ…

読書記録。

こちらも長崎人として読まなきゃと思い続けていた作品、やっと手に取った。 建造され完成するまでが本編の半分以上を占めるが面白かった。 網状のもので建造中は覆って隠していたという事は知っていたがその材料がシュロでその買い付けの話から始まる。 港の…

読書記録。

深夜特急前半アジア中東編。 やっぱり良い。 カメラを携行していてたまに人物を撮る場面があるが景色や風景を撮る描写は無い。 本作は旅終了後かなり経ってから、10年?執筆されたよう。 そうだとすれば今見てきたようなみずみずしい表現力は凄過ぎる。 メモ…

読書記録。

長崎の者として読んどかんばいかんかなと手に。 これもすごい本だった。 今まで読んだ長崎原爆の本の中でも単なるドキュメンタリーではない孤高の本。 出だしは歴史を後世に伝える中高生向けかと思わせる文体かなと思ったがぐいぐい引き込まれた。 キリシタ…

読書記録。

久しぶり刑事もの。 6篇の短編集なのだが全て内容濃く読み応えありで単行本6冊読んだ気分。 最初はアメリカ南部ニューオーリンズでの弟刑事を麻薬組織に惨殺された刑事の復讐撃。 リアルで深呼吸しながら読み進む。 その後は西海岸の素晴らしい景色の街を舞…

読書記録。

大作を読了。 いうなればすんなり成功しても遭難して亡くなっても困難であったことの記録は残らない、困難から生還したからこそ過酷な生存者たちの日記や記録が生きる。 筆者の膨大な取材と考察により自分も乗り込んでいるような、あるいは映画を観るような…

読書記録。

またまた恩田陸氏。 短編集でそれぞれがひとつのお話になっているのだが いろいろな超常能力を持つ人々のそれを隠しながら淡々と生きる様子を描きながら それが一族というか集まりまとまっていくような繋がりがある。 それぞれのお話が淡々として優しくでも…

読書記録。

注目している地元ライターさんの新作の手作り本ZIN。 前作を書いた後の後日談や新しい発見のことなど。 普通に出版される方が良いのでは?とも思うが まだまだ読みたい。

読書記録。

開高健さんというと今は読んでなかったけどそのうちアウトドアの釣りや夜営のお話を読もうかと思っていた。 しかしなぜかベトナム戦争の従軍記の方が気になり読んでる。 キリングフィールドもそうだが銃を持たずにここまで最前線に行けるものなのか、本文で…

読書記録。

家内からかなり前から推めされてた。 年末の休み実家に帰省せずに寮に残った出来る高校生の告白大会から始まる数日だけの夢の様な日。 登場人物四人がそれぞれ濃いバックグラウンドを持っている故の喜怒哀楽。 なんだろう、こんなのみんな好きだよね、ワタシ…

読書記録。

地元の街や歴史のことを書いてらっしゃるライターさんの手作り本ZIN。 キリスト教殉教者の足取りを今の道で辿る。 こういう追求したい物事があるというのは素晴らしいしうらやましい。 書き手の情熱というか熱というか圧をすごく感じた。 地元の人であれば特…

うち映画。

小説を読み再視聴。 やはり重くてでもいい映画だった、 最初のホテルや飲食のシーンにいきなりゲリラ的攻撃。 映像もセットとは思えないリアルさでドキュメンタリーのよう。 現地語の字幕がなく逆に市民の悲しみや兵士の異常さが強調されて感じられる。 主人…

読書記録。

なぜだか読みたくなりほんだらけで購入。 映画はずっと前に観ていたがかなり衝撃的な内容だったということだけ覚えている。 調べてみると映画が先でこれはそのノベライズ版みたいなものらしい。 翻訳小説らしい文体がその時代に合っている。 欧米の記者たち…

読書記録。

地元の郷土史や文化など書いているライターさんの手作り本ZIN 殉教者の足跡を巡る前作"11月18日を歩く"はすごく良くってお話を聞きに行ったこともある。 本作はそのころの長崎の町人や外国人の生活を食から想像してみるもの。 長崎の食や料理にも詳しく自分…

読書記録。

何故かいつまでも気になる水俣。 自分が子供の頃テレビなどでさんざん聞いてきた水俣病。 かわいそうとかやるせないとかみたいな気持ちはあるけど。 なぜか身内的なイメージを持ってしまう。 近くて遠い水俣。 表現もただ悲惨さや理不尽さをいうだけでなく水…

うち映画。

ネトフリにて。 くるりと岸田繁が音楽担当ということで視聴。 ゆっくりとした背景も俳優さんたちもいい感じの映画だった。 ロケ地も良い。 起承転結がないままなのかなと思ったら最後は主人公が違う場所に身をおくところで終わりくるりの愛の太陽がかかる。 …